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甘~いご褒美 ストロベリーサーモン 管理釣り場初心者 大苦戦の末に…

[ 2022年4月30日 07:10 ]

釣れたのは50センチ超のストロベリーサーモン
Photo By スポニチ

 【金澤美穂の釣美女主義】ゴールデンウイークの真っ最中。超大物を釣らせる管理釣り場として人気の群馬県桐生市の黒保根渓流フィッシングを訪れたのは釣りガールの金澤美穂。現在、出血大サービスの大物大量放流中で、50センチ超のトラウトの顔を見ることができた。

 軽トラで現れたオーナーの新井裕貴さんが大きな網を使って「ドバーッ」。これぞ必殺、オーナーの男気放流だ。するとヒットカラーでまさかの入れ掛かりショーが開幕しました。

 魚の群がっている所にルアーを投げて、ゆっくり巻いてくるとヒット!強い引きを楽しみながらなんとかネットイン。そんないい引きをしてくれたのは、魚体の横に薄いピンクの細いラインが入ったきれいなお魚。狙っていた「黒保根ストロベリーサーモン」です。私はイチゴが大好きなので、とっても可愛くて魅力的なネーミング。その名の通り、イチゴ(栃木県の「とちおとめ」)が配合されている餌を食べて育った魚です。

 ビタミンCたっぷりの餌を摂取した魚はストレスが緩和され、きれいな個体に育つみたいです。これは魚も人間も一緒なのですね。

 朝イチに到着するはずが渋滞に巻き込まれてしまい、「釣れる時間過ぎちゃったから釣れないよ!」とオーナー。1時間半ほど出遅れてのスタート。言われた通りなかなか釣れなくて大苦戦。海釣りを得意としている私ですが、管理釣り場は「ド」が付くほどの初心者なのです。

 ルアーの色や形状の種類がありすぎて、優柔不断な私は目が回ってしまいそう~。ましてや釣れる時間を逃してしまって大焦り。これはもうダメかと思っていたところにオーナーが登場し、放流&レクチャーしてくださいました。ルアーのチョイス、誘い方など一通り教えていただき、なんとか釣ることができました。今回のヒットスプーンはロールスイマーのカモフラ2・5グラムでした。

 同じルアーをしつこく使っているだけじゃダメらしく、追ってこないなと思ったら、どんどんルアーチェンジしていくのが釣果につながるようです。

 その後もたくさん当たりがあり、サクラマスが釣れました。

 ◯…今回、新井さんが大事に育てている魚の餌やりをやらせてもらえることになり、養魚場へ。いけすがいくつもあり、そこに湧き水がたくさん流れていて、中をのぞいてみるとなんとストロベリーサーモンの稚魚がたくさん泳いでるではないですか!狙っていたお魚のミニチュアサイズが可愛くて、キュンとしちゃいました。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、群馬県桐生市・黒保根渓流フィッシング=(電)0277(96)2099。

 ▼使用タックル ロッド/トラウトワンAS S66SUL―F、リール/ストラディック C2000HGS、ルアー/ロールスイマー 各色(以上シマノ)

 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ、神奈川県出身。SNS上の釣りリポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。年間釣行は200日以上。

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