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晩秋に良型クロゾイ48センチ 根魚祭り真っ最中~せたな町太田~

[ 2021年11月12日 05:30 ]

筆者のソイ48センチ(左)と42センチ
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】船の引き釣り対象魚のソイを投げ釣りで狙えるのが4月中旬~6月上旬と11~12月。ホッケに邪魔されることなくソイを狙えるのは春より晩秋の方である。ただ、この時季にネックなのが西高東低になるため日本海側はシケやすいということ。北西風には南向きの熊石方面、南西風には北向きの島牧方面を選択すると良いだろう。今回は北東風だったので島牧方面を避け、前回ハチガラに沸いたせたな町太田へ向かった。

 1日午後11時半に太田海岸に到着。満潮の翌午前2時までの潮込み2時間のゴールデンタイムには間に合い、深夜0時には1投目の竿を振ることができた。仕掛けは前回同様、コマセネット1本針に根掛かり対策用オモリで餌はカツオ。竿2本を露頭岩の左側の狭いポイントへ打ち込んだ。

 開始早々、岩越えに打ち込んだ竿からいい当たりだ!巻きにかかると案の定、かわしきれずに岩で引っ掛かったため、10メートルほど左へ移動。抜けたところで元の立ち位置まで戻りごぼう抜きしたのは良型クロゾイ48センチ!!1匹目から型物ゲットで幸先がいいスタートだ。

 その後はハチガラがコンスタントに釣れる中、クロゾイ42センチ、39センチの2匹を追加した。1時半に40センチのカジカが上がったが、やはり2時の満潮を過ぎると当たりも遠のいた。その後、リリースサイズのハチガラを2匹追加したが雨も降りだしたので3時で終了した。

 今回はカジカの顔を見ることができ、前回よりソイの型物が岸寄りしていると実感。私は1匹だけだったカジカだが、5日夜からせたな町新成に入釣した伊藤繁昭さんは44センチを頭に5匹、ソイは47センチ、ハチガラは2桁の好釣果だそうだ。ホッケが岸寄りする前の今がまさに根魚祭り真っ最中だろう。(苫小牧市・小坂 誠二)
 

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