夏に夢チュ~!シロギスの柳川鍋 海の女王は癖なし!お手軽!!

[ 2021年7月13日 07:00 ]

シロギスの柳川風鍋  
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 【一釣一品 食べま専科】シロギスの柳川鍋を食す。本来はドジョウが主役。ちょいとお品良く誰にもなじみやすくしてみた。夏が来れば海の女王がお出ましだ。どーれ!葛西橋・第二泉水へ。(スポニチAPC・町田 孟)

「どぜう」鍋ときたら“丸”なんだ。つまり姿煮ね。骨も食べられるよう軟らかく下処理してある。甘い割り下にたっぷりのネギを盛ってコンロでコトコト。それを汗まみれになりながらハーフーっとやる。栄養価はドジョウ1匹ウナギ1匹だとか。どちらかと言えば男が頼りたくなる江戸時代から続く夏の滋養食。平賀源内もびっくりだろうな。

 「柳川」は“丸”の進化系。ドジョウは食べやすく開きに。さらにゴボウのささがきをトッピングして卵とじに。女性や子供を意識したのかもね。

 うんちくが長い?てことで、シロギス。ほんと容姿が美しいなあ。ほのかに黄色がかった魚体。腹の部分はさらに白く、日に反射するパールピンクが色っぽさを演出する。女王にふさわしい気品。それでいてハリを外す際、身をくねらせて抵抗する力は意外なほど強い。そのギャップも引きつけられる要素の一つさ。

 【釣戦】ポイントの水深は16~20メートル。黒沢正敏船長=写真=は「深場だとちょい投げ程度で釣りやすく型も悪くない」。ならばと、5、6メートル投げ、誘いをくれながら引いてを繰り返した。ほどほどに当たりが出た。ピンはわずか。船下の狙いの置き竿にもしっかり。赤クラゲの大群には手を焼いたがね。

 現在は様子を見ながら10メートル前後も攻めている。「今のところ遠くに投げられる人が有利です。でも、これから暑さが本格的になればやりやすくなりますよ」。浅場のメッカ、盤洲での“束”も間近だ。初心者でも40~50匹は堅いゾ。

 【クッキング】1人前5、6匹を開いて小骨を処理。天ぷらと同じ要領ね。面倒なら半身にしてもOK。土鍋にゴボウのささがき。割り下はめんつゆをベースに、薄めがお薦め。キスを放射に入れて火にかける。頃合いを見て卵を回し掛けるだけ。他の野菜を加えるなりお好きなように。お手軽でしょ。

 ペロリと平らげた家人。「癖がない。まだいける。土用の丑(うし)の日が近いし今度はウナギでどお?」。財布が夏バテしちゃうわい。

 ○…和竿の主は加藤智数さん(68=行田市)。ご町内のソフトボール仲間、関本努さん(57)と連れ立ってのお楽しみ。「いつもはイカを専門に狙っていますが、関本さんにせがまれて」。1年ぶりのキスだ。“弟子”を認ずる関本さんは大工さん。休みが不規則とあって「半年くらい前のアジ以来」の同行がうれしそう。腕の方は、最近師匠を上回ることもあるとか。さて、今回は…。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葛西橋・第二泉水=(電)03(3645)2058。出船は午前7時。乗合料金8800円(餌、氷付き)。女性2割引き、中学生半額。

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