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季節到来!!ホッケ入れ食いも 秋田・男鹿半島 クロダイから主役バトンタッチ

[ 2021年3月2日 08:48 ]

男鹿半島で良型ホッケを連発した筆者
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】寒クロダイから秋田県男鹿半島の海の主役はホッケに代わった。椿漁港近くの磯場で狙った。時折、入れ食いになる状態もあった。(スポニチAPC・小林 純平)

 釣り場は、通称・金崎の地磯。駐車場から近いこともあり、いつでも釣り人の姿が見えるポイントだが、特に外海が荒れている時などは人気が高い。

 釣行した日はベタナギで、サヨリ狙いの釣り人も多い。

 磯際からの水深は5~8メートル。タナはクロダイ狙いと同様で7メートルぐらいの底近くに設定した。まき餌もマルキユー「チヌパワー」を主体としたクロダイ用である。

 オキアミ餌で投入すること数回。当たりは出ることはないが、漁港から沖に向かって流れる潮は希望が持てる。

 1時間ほど経過したところで最初の当たりが来た。合わせた瞬間は、クロダイと同じような突っ込みを見せるが長くは続かずに、間もなく海面近くまで浮いてくるのは間違いなくホッケだ。抜き上げサイズだが、それでも30センチオーバーの良型である。

 2匹目までは、しばらく沈黙したが、それからは入れ食いが続いた。良型はそろわなかったが、短時間で20匹は確保した。
 釣れるタナも次第に浅くなり、水面下でホッケが見えるほどに。タナはウキ下1・5メートルぐらいに調整した。

 まき餌の効果もあり群れは散ることはないようだ。

 小さいサイズ(通称・ローソクホッケ)はリリースして、30センチ前後は全てキープしたが、残念ながら40センチを超すサイズは釣れることはなかった。

 潮周りによって好不調がはっきりしているホッケ釣りだが、接岸したホッケの群れをとどめておくにはまき餌が重要である。

 本格的な春も間近。これからは男鹿だけでなく、秋田港内のフェリー岸壁などでも家族でホッケ釣りを楽しむ姿が見えるようになる。

◆解禁!良型ヤマメ絶好調

【渓流】東日本の主要河川で1日、春を告げる渓流釣りが解禁となった。

 山梨・奥道志川(山梨)には、待ちかねたファン約500人(漁協調べ)が集まった。減水気味ながら、中流の大室指~道の駅間が活発で制限匹数の20匹に達する人も出た。平均7匹で、良型ヤマメを手にした幸手市の江森久枝さん(49)は満足そうな表情。天然魚も交じり、降雨後はさらに楽しめそうだ。

 一方、静岡・狩野川には123人(同)が集結。特に本流域が好気配で、雲金地区では15~20センチを30匹釣った人も出るなど好調そのもの。同・河津川には約40人(同)が入川。本流の河津橋~国民宿舎前では早くも尺上(30センチ)が出るなど、大物の引きが楽しめた。(山口 渓水)

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