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アジ破顔ナハハ78匹 大好きなめろう食べ放題

[ 2019年11月9日 07:16 ]

このサイズの良型が交じるのはうれしい
Photo By スポニチ

 【釣り姫見参】東京湾のマアジが絶好調。トップは100匹超の“束釣り”も。“釣り姫”ことふくだあかりが乗り込んだのは葛西橋・第二泉水。良型の小気味よい引きを楽しんだ。

 アジの「なめろう」は私の好きな魚料理の1、2位を争う。

 なめろうが食べたいと第二泉水にお世話になってきました。

 ポイントは横浜~本牧沖の水深17~25メートル。早速、仕掛けを落とすと、底から2メートル巻き上げたところですぐに当たりが。上がってきたのは15センチほどの小型。それが怒どうの入れ食いとなった。

 毎投2本バリに2本釣れて、途中ではコマセをまかなくても釣れる高活性で、あっという間の40匹超。サイズがみな小ぶりなので、船長が大型狙いのポイントへ移動した。反応を見ながらポツポツと釣れるが、どこでも朝ほどアジの“やる気”が無いのか、コマセをきっちりまいて寄せてからのポツポツと拾い釣り。同船のみなさんも私も、朝のうちに数は釣っているし入れ食いを経験しているからちょっとダレてきたな~、というときに入ったポイントで、今度は良型サイズが入れ食いに。しっかりとコマセをまいて、タナは少し高めの4メートルに設定。誘いは少なめにすると、さらにいいサイズが釣れる。

 良型のダブルとなればかなりの引きで再度夢中になって釣っていると、隣のオジサマは置き竿で誘いを入れずに釣る方法で40センチの大判アジをゲット。私も負けじと誘いを入れずに狙ってみたものの、そこまでのサイズは出なかった。とはいえ最終的に78匹の釣果で大満足。これだけ釣れると帰ってからさばくのが大変だけれど、大好きななめろうは食べ放題!しばらくはお酒のアテに困りません。

 船中の釣果は33~121匹と好調をキープ。数もサイズも釣れたいい釣りになりました。

 ◯…最近、アジと同じポイントで、釣ったアジを泳がせているとブリが釣れるらしい。なんと最大では9キロというのだから驚き!この日は残念ながらアジの仕掛けにワカシが釣れただけだったけれど、置き竿でそれを狙っているお客さんも数人乗船していた。やってみたい方は事前に船長に相談してみて。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葛西橋・第二泉水=(電)03(3645)2058。出船は午前7時。乗合料金9500円。

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