ワカサギ天国!諏訪湖 当たり途切れず341匹

[ 2018年12月5日 07:19 ]

2本竿で数を伸ばしていた芳井さん                               
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 【釣り日和】各地でワカサギ釣りが本格的なシーズンを迎えている。中でも絶好調なのが長野県諏訪湖。民宿みなとのドーム船で竿を出した。前評判通り、最初から最後まで当たりが途切れることなく続いた。(笠原 然朗)

 「釣り」と一言でくくるといろいろと無理が生じる。共通するのは「魚」を相手にする、というぐらいで、釣る場所も海や川、湖などさまざまで、仕掛けも魚によって異なる。300キロを超えるカジキを専門に狙う釣り人もいれば、ワカサギやタナゴなどが対象の“ミクロ”の釣りを好む人もいる。ワカサギは平均で3グラムほどだから、カジキの重さの10万分の1。

 「いや〜、釣りが好きでしてね…」などと告白されても、「何の釣り」によって話が変わってくる、ということは知っておいてもいいだろう。

 今季の諏訪湖のワカサギは釣れている。「漁協による卵の放流は9億粒。自然産卵もプラスしたのが好調の原因」と話すのは民宿みなとの中沢滋さん。

 その言葉を裏付けるように3・5メートルの底に2号のオモリが着底と同時に魚信が伝わってきた。10月は10センチ超の2年魚が中心だったが、現在釣れるのはは5〜7センチの当歳魚がほとんど。餌の白・紅サシは半分に切って使う。

 ごくたまに10センチ超が掛かるが、小さいくせに青物のように横に走る。

 諏訪湖に通って20年以上というのは岩畑和夫さん(85)と容子さん(82)夫妻。和夫さんは手ばねの2本竿を操り「電気会社に知り合いがいないから私はコレで」と冗談を飛ばせば、容子さんは電動リールで効率よく釣り上げる。2泊3日、この日が3回目のワカサギ釣りだそうだ。

 仕掛けを落とせば魚信は伝わってくるが、ハリ掛かりさせるためには竿を上下させて誘い、聞きながら合わせるちょっとした技がいる。

 京都市からの遠征は芳井秀明さん(58=会社経営)。釣りは紀伊半島で生きエビを使った「打たせ」マダイ釣りを続けていたが、たまたまテレビで見たドーム船のワカサギ釣り。「寒いのはいややし、温かそうやし…」と今年から始めて「ハマりました」。

 上バリに「魚を寄せるための」ブドウ虫をつけ、2本竿を駆使して手返しよく620匹を釣り上げていた。

 当たりは最後まで途切れることはなく、1本竿で魚とのやりとりを楽しみながら納竿まで341匹を釣ることができた。

 カジキがこれだけ釣れたら持って帰るのも難儀だが、ワカサギは小さなクーラーに収まる量だ。料理しても頭から尾まで食べられる。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、諏訪湖・民宿みなと=(電)0266(23)4423。入漁料1000円。ドーム船乗船料は3700円。4歳から小学生は3000円。3歳以下1500円。貸し電動リール1500円。お得な宿泊パックもある。

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