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マダイ ブレード使いグレード10匹 ひらひらテンヤが誘惑

[ 2017年11月29日 07:11 ]

本命のほかヒラメを釣りました
Photo By スポニチ

 【釣りなでしこ】師走を前に釣りガール、野口美和が向かったのは飯岡・隆正丸。1つテンヤのマダイ釣りで冬の海に挑んだ。さて釣果は…。

 12月に入ると仕事が忙しくなるなあ〜、その前にリフレッシュしようと乗り込んだのは芳野幹雄船長の船。釣り座は右舷大ドモで2番が父。船着き場を離れて40分で真沖の水深27メートルラインに到着。

 今日は少し変わったテンヤを使用。ブレードが付いていて誘い上げるとブレードがヒラヒラと舞うもので、タイの注目をひいて食いが出るかも。重さは21、28、40、60グラムで、40と60グラムはタイラバにも使用できます。潮が速そうだから父も私も28グラムをチョイス。私は底を取ったらスーッと竿いっぱい誘い上げてゆっくりと落とし込む定番の誘い。

 父は誘いをいろいろと試して10メートル上まで探ってみたりしています。父が当たりを出して塩焼きサイズの27センチをゲット、すぐに同型を上げて私に誘い方をアドバイスしてくれます。アドバイス通りに底を取り竿を水面まで下ろしてテンヤで底を引きずるように誘うとゴンとヒットして塩焼きサイズが顔を見せてくれてホッと一安心。

 1時間半の大流しで最初の潮回り、父は誘い方をいろいろ試していますが、私は同じ誘いの繰り返しでガンゾウが来たりフグが来たりで楽しいです。

 連チャンでフグに遊ばれていたら「ン?この当たりは…」。「コツッ」というさきほどまでとは違う反応があったから、少し待ちを入れて次の「コツッ」の当たりでエイッと合わせを入れたらグイッと竿が曲がって良い感じの本命っぽい引きだったのに、3メートルも巻かないうちにフッと軽くなってスッポ抜けでガッカリ。1キロ以上はありそうな感じだったのに、すぐにエビを付け替えて仕切り直すとまた当たりが出て、合わせも決まったのに「小さそう」と思っていた通りの手のひらサイズで海に帰ってもらいました。風はさらに強くなり海もバチャついてきて底を取るのも大変、PE0・6号、リーダー2・5号でも誘いを掛けて底を取り直すとラインはどんどん出ていってどうにか着底。父のラインは0・8号でリーダー3号なのでテンヤははるかかなたの方まで行っています。

 父が10号のテンヤにしてみたら今度は根にがっちり捕まってしまいテンヤロストでガッカリ。

 ラストの潮回りで手のひらサイズのマダイととタコを追加して少し早めの沖上がりになりました。

 釣果はマダイ10匹にヒラメ、カサゴ、タコ、フグ、ガンゾウ、ベラで6目も釣れました。

 ◆野口 美和(のぐち・みわ)1993年(平5)7月、東京生まれ。血液型B。私立大学を卒業後、都内のデザイン会社に勤務。6歳から父親の光昭さんに連れられて釣りを始める。小型船舶1級免許を持つ。趣味は乗馬とアニメ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸=(電)0479(57)5432。集合は午前4時半。乗合料金などは要問い合わせ。

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