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浅野拓磨 ドイツ戦決勝弾後、一番感謝を伝えたかった相手とは…「約束を一つ果たせた」

[ 2022年11月26日 22:03 ]

<日本代表練習>2戦連発を狙う浅野(撮影・小海途 良幹)
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 あす27日にFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグ第2戦コスタリカ戦を迎えるサッカー日本代表は26日、ドーハ市内で最終調整を行った。FW浅野拓磨(28=ボーフム)は自ら「持っている男」と宣言し、ドイツ戦に続く2戦連発を誓った。

 初戦から中3日で迎えるコスタリカ戦へ「できる限りの回復はしている。間違いなく良い状態」と意気込み。相手GKナバスはRマドリード、パリSGで活躍した名手だが、「前の試合も味方にパスではなくシュートするくらいの気合だった。前回の試合同様の気持ちは持っている。勝利に貢献したい」と力強く語った。

 ドイツ戦の決勝ゴール後、浅野はベンチへとダッシュし、アスレティックトレーナーの前田弘さんと抱き合って喜んだ。9月に右膝の内側じん帯を断裂し、W杯に間に合うか危ぶまれていた日々を振り返り、「ケガして代表トレーナーを頼って治療していた。ケガした時にこそ、自分の力だけでどうしようもないときに“他人に頼る”ことをやってきた。ケガした時は頼れるだけ頼った。僕たちが今やれているのは僕たちだけの力じゃない。感謝では返しきれない、もっと良い言葉がないかと思うほど感謝している」と感謝を口に。そして「“W杯で得点取ったら前田さんのところにいきます”と約束していた」と明かし、「一つ果たせた」と胸を張った。

 コスタリカ戦でゴールを決めれば、日本選手では02年日韓大会での稲本潤一以来、史上2人目のW杯2戦連発となる。浅野は「自分でも大舞台に強い、持っている男と感じる。試合前からやれる気持ちしかない」と強気に“快挙”を見据えた。

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