南野拓実　まずは目の前の戦いに集中「得失点とかそんな話より…コスタリカに勝たないと意味がない」

＜日本代表練習＞ボール回しをする（右から）山根、田中、南野（撮影・小海途　良幹）
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　あす27日にFIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグ第2戦コスタリカ戦を迎えるサッカー日本代表は26日、ドーハ市内で最終調整を行った。コスタリカに勝てばスペイン―ドイツ戦の結果次第で27日にも日本の1次リーグ突破が決まるが、MF南野拓実（27＝モナコ）は「目の前のコスタリカに勝たないと意味がない」と自分たちの戦いに集中することを強調した。

　途中出場となった23日のドイツ戦ではシュート気味のクロスをゴール前に送り、堂安の同点弾を演出した。コスタリカは、18年9月11日の親善試合でA代表初得点を記録した相手。その“再現”も期待されるが「いいイメージはあるが、その時とは全然別のチームだし状況もまったく違う」とし、「忘れてというか、考えすぎずに、置かれている状況の中で自分たちがどう戦うかに集中したい」と話した。

　日本がコスタリカに勝ち、28日午前4時開始のスペイン―ドイツ戦でスペインがドイツに引き分け以上なら、日本の2位以上が確定し1次リーグ突破が決まる。それでも「得失点とか、最終戦に自分たちの結果で、スペイン―ドイツがどうなったらどうとか。そんな話をするより、目の前のコスタリカに勝たないと意味ないという結論になったので、そこに集中するべきだと自分も思っている。1―0でもいい。勝つことが一番大事なので」とキッパリ。「ドイツ相手に最後までメンタル面で崩れなかったし、一貫して立ち向かっていく気持ちは変えてはいけない」と立ち向かう気持ちの重要さを語っていた。