×

城彰二氏が明かす98年W杯のハーフタイム 岡田監督が「黙れ!」と選手一喝 「森保監督も…」

[ 2022年11月26日 18:05 ]

城彰二氏
Photo By スポニチ

 サッカーの元日本代表FWで、スポニチ本紙評論家の城彰二氏(47)が26日に放送されたテレビ朝日「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)にゲスト出演。日本がFIFAワールドカップ(W杯)に初出場した1998年フランス大会の舞台裏を明かす場面があった。

 城氏はサッカー通で知られるお笑いタレントの土田晃之(50)を“相棒”に現在開催されているW杯カタール大会を解説。そのなかで森保一監督(54)率いる日本代表が強豪ドイツと対戦した23日の1次リーグE組初戦のハーフタイムについて話がおよんだ時だった。

 ハーフタイム中のロッカールームの様子について聞かれた城氏は「まず選手はヒートアップしているので、帰ってきてみんなと話をするんですね。こういうところはもっとこうやってくれ、とか」と前半の戦いぶりからの修正点について話し合う、といったことをまずは説明した。

 その上で自身がエースストライカーとして出場した24年前について言及。「岡田(武史)監督が“うるさい!”“黙れ!”と。“とにかくまずはアイシングとか体をケアしなさい”と。“疲れるからケアしなさい”と。で、“一言もしゃべるな”って言われて。僕たちは“しゃべっちゃいけないの?”って言って…」と当時を振り返った。

 岡田監督は、体も心も興奮状態にある選手たちをまずは落ち着かせた上で「後半はこういう形で、こういうシステムでこうやるから。だから、これを続ければ絶対勝てるからやりましょう」と整理をした上で指示。それから選手を後半のピッチに送り出したといい「だから、今回ちょっと情報はないですけど、恐らく、森保監督もまず一回(選手の興奮を)鎮めて、そこから戦術を練り直して、こういうシステムにするからこれで頑張りましょうということで多分送り出したと思いますね」と話していた。
 

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月26日のニュース