セルビア・ピクシー監督、初陣飾れず　王国相手に0―2敗戦も「恥ではない」

FIFAワールドカップ（W杯）カタール大会1次リーグG組   セルビア0－2ブラジル （ 2022年11月24日    ルサイル競技場 ）

＜ブラジル・セルビア＞W杯初采配を白星で飾れなかったセルビアのストイコビッチ監督
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　セルビアはストイコビッチ監督のW杯初采配を白星で飾れなかった。ブラジルにボールを回されて守備の時間が長くなり、後半に2失点。チャンスは数えるほどだった。選手時代にユーゴスラビア代表としてW杯に2度出場し、名古屋でも活躍した“ピクシー（妖精）”の愛称を持つ指揮官は「後半は体力的に厳しかった」と悔しさをにじませた。

　主力のMFコスティッチが負傷で出場できず、FWのA・ミトロビッチやブラホビッチも故障明けだった。「ブラジルに負けたのは恥ではない。大国のブラジルに比べて、セルビアはとても小さな国。W杯前にケガがあり、不運だった」と話した。日本人の喜熨斗（きのし）勝史コーチがベンチ入り。名古屋コーチ時代からタッグを組む“参謀”とともに巻き返しを図る。