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コスタリカ撃破へ長友の金言「DFラインの裏を狙う」 8年前の経験「確実に生かせる」

[ 2022年11月26日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会

ボール回しをする長友(左)=撮影・小海途 良幹
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 日本代表でW杯4大会連続出場のベテランDF長友が、コスタリカ戦へ向かう森保ジャパンに“金言”を授けた。

 経験を重ねてきた長友は、初戦のスペイン戦で大敗を喫したコスタリカの状況を、14年ブラジル大会の日本に重ねていた。「コスタリカは守る意識よりも攻めて勝つというイメージ。攻撃的に前に来るパワーをうまく受けて、DFラインの裏などしっかりと狙いながら試合を進めたい」と攻略法を口にした。

 14年のコロンビア戦は勝ちを焦る日本が裏をつかれ、苦杯を喫した。「日本はあの時は勝つしかなくて、点を取らなくてはいけない状況だった」と長友。当時の経験をチーム内に還元するのがベテランの役割だとし「(14年は)日本のパワーをコロンビアがうまく使ってカウンターで仕留められた。今回、あの経験は確実に生かせると思う」と自信を口にした。

 25日のミーティングでは、相手バイタルエリア(DFとMFの間)が空くため、カウンターがはまりやすいことも共有した。コスタリカは練習を完全非公開にするなど、日本戦への“秘策”もちらつかせているが、自信は揺らがず。長友は「今の日本は戦術的にも充実している。カメレオンじゃないが、特徴が捉えづらいチームに仕上がっている」と受けて立つ気構えを示した。

 ▽14年ブラジル大会1次リーグのコロンビア戦 日本は1分け1敗でコロンビアと対戦。勝たなければ1次リーグ敗退が決まる中で前半17分に先制を許す。アディショナルタイムにFW岡崎が起死回生の同点ゴールを決めたが、勝ちを狙いに攻めに出たところをコロンビアに突かれ、後半10分、37分、45分と立て続けに3失点。1―4と大敗した。

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2022年11月26日のニュース