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守田が帰ってくる!左ふくらはぎ違和感で出遅れも コスタリカ戦「全然いける」

[ 2022年11月26日 05:10 ]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会

ボール回しをする(右から)遠藤、守田(撮影・小海途 良幹)
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 森保ジャパンにとって心強いスタンバイOKだ。左ふくらはぎの違和感で出遅れていた守田が、コスタリカ戦に出場できる準備が整った。フルメニューを消化した24日の練習後、「(先発は)全然いけます。というか、ドイツ戦でもいけました」と涼しい顔で宣言した。27歳の帰還は、日本にとって大きな上積みとなる。

 ドーハ入り後は長く室内で別調整を続け、全体に合流したのは21日。初戦のドイツ戦は回避した。「途中から出場した選手がああいう形で結果を残したので、チームとしては素晴らしい」。ゴールが決まるとダッシュで仲間に駆け寄り喜びつつも、自身はピッチに立てず「まあ、悔しいっすね」と本音もぽろりとこぼれた。

 遠藤は脳振とうからの復帰明けで、田中も右膝じん帯損傷から復帰間もない。ドイツ戦で先発した2人のボランチの消耗は激しいだけに、W杯デビューとなる出番は十分にある。1次リーグ突破に向けて勝負を決めにかかる次戦。選手を入れ替えても、守田の投入で中盤の強度を保てるのは、大きなメリットとなる。

 コスタリカが0―7で大敗したスペイン戦もチェックした。コスタリカの基本布陣は4―4―2で、中盤は2ボランチ。「相手(スペイン)が真ん中3枚になったときに対応が遅れるような部分は感じた。僕がボランチでもし出るなら、少し前めを取ったりとか、流動的にできれば相手は嫌だと思う。守備と攻撃で布陣を変えていってもいい」と“変幻作戦”のイメージも十分。中盤を掌握しながら、2連勝に導く。

 ≪守田復帰の道のり≫
 ☆10月26日 欧州CL1次リーグ・トットナム戦で右ふくらはぎに違和感を訴えて途中交代。
 ☆11月5日 リーグ戦のギマラインス戦で復帰し、前半の45分間プレー。ゴールもマーク。
 ☆同13日 リーグ戦のファマリカン戦で公式戦5試合ぶりにフル出場。
 ☆同15日 代表合流後初日の練習を左ふくらはぎの違和感で回避。
 ☆同17日 ドバイに同行せず、カナダ戦を欠場。
 ☆同21日 全体練習に合流。

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2022年11月26日のニュース