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闘莉王氏 日本FW陣に辛口採点 ドイツ戦の1トップは「もう無理してでも鎌田」相手を困らせる特長も

[ 2022年11月21日 11:47 ]

元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏
Photo By スポニチ

 元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏(41)が、21日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。2日後の23日に迫った日本代表のW杯初戦・ドイツ戦に向けて、自身が予想する布陣を発表しつつ解説した。

 日本は17日の国際親善試合・カナダ戦で1-2の敗戦。「正直、カナダ戦に勝ってカタールに入るのが一番良かった。俺だったら失敗といってもいいぐらい」と愛情をこめて辛口で表現した闘莉王氏は、ドイツ戦に向けては「4―5―1」システムを選択。GK権田から始まり、メンバーを読み上げつつ理由を説明した。中盤では少し迷いがあるとして「田中か柴崎」と甲乙つけがたい2人を並べたが、10人までは順調に進んだ。

 そして注目の1トップには、MF登録の鎌田を指名。本来はトップ下などでプレーするが、闘莉王氏は「これはしょうがない。他の選手はこないだ、浅野もダメだったし、上田も先発で使うかというとダメ。(前田)大然も全然ダメ。大然を出してくるかもしれないけど、俺の中ではないな」と指摘。練習内容は分からないが、試合でのパフォーマンスではFW陣4人の中では、町野の優先順位が一番高いと評価し、それよりも鎌田をFWで出す選択肢を説明した。

 鎌田の特長として、高い位置で構えることがないため、「DFが捕まえる位置にいない。DFがいけない、ボランチも戻れない位置にポジションをとる。それがDFにはものすごく困る」と表現。DFが出てくれば、そのギャップを伊東や三笘がつけると指摘した。本来は鎌田を1トップに「使いたくない」と本音も吐露したが、「せざるを得ないのは、やっぱり点取れそうにないから。もう無理してでも1トップに鎌田」として、中盤で調子の良い選手を並べるプランを力説していた。

 そのうえでドイツ戦の勝敗予想については「勝てるとは言えないけど、0-0で70分、75分までもっていけば、残り10分、15分で必ずチャンスは来る」と断言し、予想スコアは「0-0か1-1」としていた。

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2022年11月21日のニュース