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長友 イメトレ1000回で「やられない自信ある」 36歳自身4度目W杯へ集大成の覚悟

[ 2022年11月21日 04:30 ]

選手を鼓舞する長友(左)=撮影・小海途 良幹
Photo By スポニチ

 身に刻まれた数々の経験が、“スーパーサイヤ人”長友を強くした。「これまでいろんな選手とマッチアップしてデータはある。やられない自信はある」。元カメルーン代表FWエトーやブラジル代表FWビニシウス。人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空のように、ライバルと切磋琢磨(せっさたくま)し、傷つくたびに戦闘力を高めた。

 脳内ではW杯で激突する名手たちと対戦済み。「イメトレは嫌というほどやっている。(ドイツの)ホフマンやニャブリと1000回はマッチアップした」とイメージを固めた。ホフマンの最終ラインの裏を取る動きは世界屈指。ニャブリは多彩なテクニックを下地にしたドリブルで仕掛けてくる。それでも「最後は勝ってます」とニヤリ。あとは勝利を実現するだけだ。

 18年ロシア大会での“ロストフの悲劇”から苦しみ抜いた4年間を経て、強さを証明するために「世界の祭典」に戻ってきた。前回大会と同じく髪を金色に染め上げた36歳は、自身4回目のW杯にサッカー人生の集大成の覚悟で挑戦する。

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2022年11月21日のニュース