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ドイツ18歳FWムココ 日本戦で3日遅れ誕生日祝砲へ不敵 今大会最年少「全力尽くす」

[ 2022年11月21日 04:25 ]

日本戦での得点を誓うムココ(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 W杯1次リーグ第1戦で日本と対戦するドイツ代表FWユスファ・ムココが初出場の大舞台でゴールを誓った。16日の親善試合オマーン戦で代表デビューを飾り、20日に18歳の誕生日を迎えた今大会最年少の新星は日本戦を控え「FWは得点するためにいる。ここにいるのは自分がチームを助けられると監督が信じてくれたから。全力を尽くして楽しみたい」と訴えた。

 爆発的スピードが持ち味のアタッカー。今季はドルトムントで6得点を記録するなど成長を遂げ、FWウェルナーのW杯負傷欠場が決まった中でFWフュルクルクとともにサプライズ招集を受けた。ドイツ代表で4番目の年少記録となる17歳361日で初出場したオマーン戦は先発で前半の45分をプレー。終了直前に右ポストを叩くシュートを放った。硬さが目立ち、周囲との連係不足もあったが、スピードに乗った際のプレーは迫力十分。疲れが出る終盤に投入されれば日本のDF陣にとって厄介な存在となることは間違いない。

 チーム最年長で年齢が倍違う36歳のGKノイアーはムココと日本戦先発の可能性がある19歳のMFムシアラに触れ「彼らはいい意味で怖いもの知らず」と若手の爆発力に期待する。日本としては3日遅れの誕生日祝いを贈ることだけは避けたい。

 ≪DFケーラー 日本に言及「切り替え早い」警戒≫DFケーラーが20日の会見で日本に言及。ドイツを含めて多くの選手が欧州の1部リーグでプレーしていることに触れ「とても規律があって技術に優れる。コンパクトでダイナミックなプレーをし、切り替えも早い」と警戒した。中盤の右サイドで先発を争うMFニャブリはウェルナーの負傷欠場が決まっている1トップに関して冗談交じりに「自分かも」と発言。Bミュンヘンでは今季8得点を挙げており、右サイドでも先発すれば警戒が必要な選手になる。

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2022年11月21日のニュース