本田、赤コートで帰国…自分にダメ出し「もっと飛躍を」

[ 2012年12月16日 06:00 ]

日本に帰国した本田圭佑

 年内のリーグ戦を終えたCSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(26)が15日、成田空港着の航空機で帰国した。右膝半月板損傷から完全復活した今年は日本代表で9試合で4得点。ロシア1部リーグでも今季7得点を挙げ、首位を走るチームを引っ張る活躍を続けているが、あえて自分に“ダメ出し”。2013年の、さらなる成長を誓った。

 波瀾(はらん)万丈の2012年を振り返った本田の口からは、やはり厳しい言葉が飛び出した。「もっと(自分を)大きくしたかった」

 昨年9月に右膝半月板を損傷し長期離脱した。日本代表に復帰したのは今年5月の親善試合アゼルバイジャン戦。「新しい本田圭佑を見せる」と宣言し、6月のW杯アジア最終予選ではオマーン戦で豪快な先制ボレーを決め、続くヨルダン戦ではプロ初のハットトリックも達成した。それでも、その後は代表戦6試合連続無得点。10月の欧州遠征ではブラジルに0―4の完敗を喫した。世界一の選手を目指す本田にとっては物足りない結果だった。だからこそ、復活の手応えを感じながらも、自分に“ダメ出し”したのだ。

 あくなき向上心は真っ赤な革製のロングコートが表していた。「まだシーズン途中なんでね。緊張感は残ってますよ」。トレードマークのサングラスの奥で眼光を鋭く輝かせた。ロシア・リーグは来年3月まで冬季中断期間となるが、何週間も休むつもりはない。「もっと飛躍できるように良い準備をします」と話した。年明け早々から極秘トレを行う予定だ。今年から陸上専門のトレーナーを雇って「走りの質」を向上させたように、さらに自分を磨き上げる。

 当然、来年1月の移籍へ向けて準備するという面もあるだろう。ロシア紙は「今季終了まで残留」と報じているが、一方でリバプールやインテル・ミラノが獲得に乗り出したとも報じられている。ラツィオと契約合意寸前までいった今年1月同様、来年も年明けから本田の周辺は騒がしくなる。

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