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コリンチャンス12年ぶりクラブ世界一 1-0チェルシー下す

[ 2012年12月16日 21:21 ]

コリンチャンス―チェルシー 後半、先制ゴールを決め、チカオと抱き合って喜ぶコリンチャンス・ゲレロ

 トヨタ・クラブW杯決勝は16日、横浜国際総合競技場で欧州代表チェルシー(イングランド)が南米代表のコリンチャンス(ブラジル)が対戦。コリンチャンスが1-0で勝ち、12年ぶりのクラブ世界一に輝いた。

 チェルシーが勝てば初めて、コリンチャンスが勝てば12年ぶり2度目の世界一となる。

 先発メンバーは、チェルシーが準決勝でともに得点を上げたMFマタ、FWトーレス、コリンチャンスが元浦和のFWエメルソンが名を連ねた。

 試合はチェルシーのキックオフで始まった。前半、双方ゴールに迫るもGKが冷静にさばく。16分、コリンチャンスは相手パスミスからチャンスをつかむもシュートに持ち込めず。18、19分にも遠めからシュートを放つが、枠を外れる。

 チェルシーは21分、ゴール左前からFKのチャンスもルイスのキックは壁に当たる。その後、トーレス、アザールが積極的に仕掛けるもゴールが遠い。

 後半はコリンチャンスのキックオフで開始。コリンチャンスはエメルソンが必死の突破も厳しいディフェンスにあい、チェルシーはMFアザールが抜け出すもフィニッシュできず。24分、コインチャンスは、MFダニーロが放ったシュートのこぼれ球をFWゲレロが頭で決めて先制した。双方、一瞬の抜け出しを狙うも早めのチェックでチャンスを作らせない。

 40分、チェルシーはゴール前で波状攻撃をかけるも、厚い壁に阻まれる。44分、DFカーヒルがラフプレーで一発退場。ロスタイム、トーレスが抜け出し、ヘディングを決めたがオフサイドの判定でノーゴール。このままコリンチャンスが守りきり、12年ぶりのクラブ世界一に輝いた。

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