決勝にはめっぽう強い!トーレスが世界一導く

[ 2012年12月16日 06:00 ]

ェルナンド・トーレスが、ベニテス監督(右端)を前に、ゲーム形式の練習でボールに迫る

トヨタ・クラブW杯決勝 チェルシーVSコリンチャンス

(12月16日 横浜国際)
 決勝が16日、横浜国際で行われ、欧州王者チェルシー(イングランド)と南米王者コリンチャンス(ブラジル)が対戦する。チェルシーはスペイン代表FWフェルナンド・トーレス(28)が公式戦3戦連発で5得点と復調モード。代表で連覇した08、12年の欧州選手権決勝でいずれも得点したエースが、クラブ史上初の世界一を懸けた大舞台でゴールを誓った。

 復調モードのトーレスが決戦を控え、自らへの期待と自信を口にした。

 「調子は上がってきている。この状態を維持できればいいね。次は得意の決勝?そうだね。ゴールを決めて優勝したい」

 決勝にめっぽう強い。01年U―16欧州選手権でフランス相手に得点してチームを優勝に導くと、02年U―19欧州選手権でドイツ相手にゴール。A代表でも08年欧州選手権でドイツ、12年欧州選手権でイタリアを沈めた。4試合のうち3試合までが1―0での価値ある決勝点。初優勝した10年W杯南アフリカ大会決勝でも延長後半11分にイニエスタが決めた決勝点は、トーレスが左サイドから入れたクロスから一連のプレーが始まった。精彩を欠いた昨季はFA杯決勝で出番がなく、途中出場の欧州CL決勝でも得点に絡まなかったが、それでも負け知らず。その勝負強さを試す機会が世界を舞台に再び訪れた。

 チームへの手応えも感じている。11月21日にベニテス暫定監督が就任した直後は過密日程の中で修正も難しく、2分け1敗と苦戦。しかし、その後はトーレスのゴールとともに公式戦3連勝と調子を上げ、エースは同じスペイン人でリバプール時代の恩師でもある指揮官を「規律と戦術を植えつけてくれた。チームが攻守において一つのチームになった」と称える。

 相手は組織的な守備に定評があるコリンチャンス。「競り合いになると思うけど可能性は五分五分。勝つのはチェルシーでありたい」と訴える点取り屋がネットを揺らせば、タイトルに近づく。

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