【ファンタジーS】素質馬ダノンファンタジーが完勝「期待しかしていない」

[ 2018年11月3日 16:03 ]

 牝馬限定の2歳重賞「ファンタジーS」(G3、芝1400メートル)が3日、京都競馬11Rで行われ、川田将雅騎手騎乗の圧倒的1番人気ダノンファンタジー(牝2=中内田厩舎)が優勝。連勝で重賞初勝利を飾った。

 中団やや後ろから競馬を進めたダノンファンタジー。直線であっさりと先頭に立つと、そのまま堂々と押し切った。1馬身3/4差の2着に4番人気ベルスール、さらに首差の3着には6番人気ジュランビルが入った。勝ちタイムは1分21秒8(良)。

 勝ったダノンファンタジーは父ディープインパクト、母ライフフォーセルという血統。デビュー戦は、のちにサウジアラビアRCを勝ったグランアレグリアに敗れたが、続く未勝利戦を完勝。今回が重賞初挑戦だった。通算戦績は3戦2勝。

 ▼川田の話 無事に勝てて何より。次(の阪神JF)は1600メートルなので、1400ではなく1600のイメージを持って乗った。(鞭は)外から一発、練習がてら入れた。動き出してからは期待通りの脚。特に言うことはなく、期待しかしていない。無事にG1に向かっていけるようにやっていきたい。

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