岸本加世子 昭和の大スターに「可愛がっていただいて」親交告白 自宅訪れ、ディズニーでの神対応も明かす

[ 2024年4月12日 18:28 ]

岸本加世子
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 女優の岸本加世子(63)が12日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。昭和の大スターとの親交について語った。

 岸本は歌手・前川清と共にゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場した。「大物たちから可愛がられているっぽい」とのイメージを振られると、「〇」の札を掲げてみせた。

 「気が付くと可愛がっていただいて」「ひばりさんとか、北島三郎さんとか」と告白。1989年に他界した歌手・美空ひばりさんについては「お亡くなりなった奈良岡朋子さんのご紹介で」と知り合ったきっかけを明かした。

 共に食事をしたり、家に招かれたりしたことに加え、「旅行とか」と当時の写真も披露した。「これはひばりさんが新婚旅行の時からお使いになっている、熱海の定宿なんですね。そこに暮れからお正月にかけて、で私が年末誕生日なんで、旅館の中で誕生日パーティーを」「ひばりさんのすっぴんの写真を出しちゃってごめんなさい」と説明した。

 どのような人かと問われると、「いやもう可愛くって、凛々しくて、さっぱりして、温かくてもう」と絶賛。ひばりさんの自宅には「入り浸ってました」と語った。

 会話は「多岐にわたって、恋愛とか仕事とか、全部ですね」と岸本。「とか中途半端な3時とか夕方4時とか一緒にひばりさんのベッドで2人で寝転びながら、なんかの再放送やってる、バラエティ―とかをひばりさんが“この子は好き、この子は嫌い。なんでかって言うとね”みたいな。“あーあたしもこの子好き”みたいな」と内容について話した。

 開園した当時の東京ディズニーランドにも共に行ったという。ひばりさんは「ダンボに乗る」と30分待ちながらも列に並ぶことに。岸本は「ひばりさんはこの時既にもう足が痛かった」としながらも列に並ぶと、サングラスはかけていたものの周囲が「じわじわ気づいちゃう」とサインや写真を求められるようになったとした。

 そのため「私はひばりさんが完全な状態じゃないのを知ってたから、私が“ごめんなさい”とかって言おうかなと」思った言うが「“いえ、いいのよ”って。全部の人にお応えになってました」とひばりさんの神対応ぶりを明かした。

 さらに「ちょっと泣きそうになったのが、ディズニーランド行ったら、棒を持ったお兄さんが一番端から(車を)停めろって言うんです。歩くのが大変だから、私は“ひばりさんここで降りてください”って言って。“運転手さんが遠くまで行くから”、って言っても“いいから”って言って。ディズニーランドのスタッフの方の指示に全部従われるんですよ」と回顧した。

 順番待ちを早めてもらう事ができなかったのかと聞かれても、「そういうのも“いいから”っておっしゃるんです。運転手さんが窓開けて言おうとするんだけど“いいから”って」と言い切った。偉ぶることは「一切ない」と話し、「あたしが横でキレることはありましたよ。ひばりさんだぞって」と振り返った。

 前川はひばりさんと紅白で共演が何度もあるものの、「おしゃべりしたことないです。あいさつするだけです」と語り、「歌い手の人でも誰々が可愛がってもらったってウワサは聞いたことがない」と驚いた様子。岸本は「畑が違うから、私が全然関係なく姉ちゃんとか言ってたから」と話した。

 最初に会った時は「“美空さん”って言ったら“姉ちゃんって言わないと返事しないよ”」と言われたとも懐かしそうに話した。

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