落語家・三遊亭若圓歌さん死去 すい臓がんのため 最後の寄席は昨年1月の浅草演芸ホール

[ 2024年4月12日 16:06 ]

三遊亭若圓歌さん(2008年撮影)
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 落語家の三遊亭若圓歌(さんゆうてい・わかえんか、本名・公文治、くもん・おさむ)さんが7日、死去していたことがわかった。12日、落語協会が発表した。

 7日午前1時29分にすい臓がんのため亡くなった。遺族の意向により、年齢は非公表。

 葬儀は近親者にてすでに執り行われた。最後の寄席出演は昨年1月10日の浅草演芸ホールだった。

 1969年(昭44)三遊亭歌奴(3代目・圓歌)芸能学院、第1回卒業生として入門。この時の芸名は三遊亭歌五(うたご)だった。77年、8年の内弟子生活を終えて、芸名を三遊亭歌文(かもん)と改める。79年、漫談家としてスタートし、寄席、ステージ、映画、テレビ、ラジオなど幅広く出演した。ステージでは都はるみさんの引退まで、司会や漫談で一緒に出演した。87年、落語への思いが強く、師匠・落語協会の許しを得て、芸名を歌文改め落語家、三遊亭歌慎(かしん)とした。

 91年、花形落語会で銀賞。93年、真打昇進を認められ初代、三遊亭若圓歌と改名した。

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