JAPAN JAM 抽選発表一夜でチケット転売横行…怒り「アーティストの評判を下げる行為」対策発表

[ 2024年4月12日 12:39 ]

JAPAN JAM 2024公式サイトから

 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」(ロッキン)などを企画・運営するJフェスが12日、公式SNSを通じ、今月28日から千葉市蘇我スポーツ公園で5日間開催を予定している「JAPAN JAM 2024」に関するチケット譲渡について注意喚起した。

 夏の「ロッキン」、年末の「COUNTDOWN JAPAN」に続く第3の音楽フェスとして2010年にスタートした、ゴールデンウイークの「JAPAN JAM 」。今月11日、ステージ前方入れ替えエリアの抽選結果が発表された。

 発表後まもなく、SNSなどで入場券の転売や譲渡に関する投稿が相次いだ。

 この現状を受け、運営は「ステージ前方入れ替えエリアの転売・譲渡は禁止です。そのような行為が発覚した場合には強制的に退場していただく場合がございます」と指摘。「入場券は当選されたご本人のみ利用可能で、第三者に譲渡することは禁止しています」と説明した。

 また、「この状況を受けて、前方エリアの入場口では、ランダムに本人確認を実施することにいたしました」と、ランダムに本人確認を行うと発表。「転売・譲渡された入場券であることが発覚した場合には、前方エリアへの入場をお断りするのはもちろんのこと、会場からも強制的に退場していただきます。また、それぞれの立ち位置番号には当選者の会員情報が紐付いています。転売・譲渡行為を行った側に対しても、今後の申し込みにおける制限がかかる場合がございますのでご了承ください」とした。

 また「Jフェスはこれまで、ズルい人間や勝手な人が得をするのではなく、ルールを守る人が最も幸せになるフェスを目指してきました。フェスにおける自由は参加者の高いモラルによってのみ守られます。一部の自分勝手な行為をする人のせいで、フェスの幸福感は一瞬にして崩れてしまいます。そしてそれは、出演するアーティストの評判を下げることにも繋がる大変失礼で恥ずかしい行為です」と、その行為を指摘。

 「前方エリアに当選された方は、どうかご自身で大好きなアーティストのライブを盛り上げてください。残念ながら前方エリアに当選されなかった方も、十分に近い距離で見ることができます。ステージから前方エリア外周までの距離は、一番大きいステージでも40mもありません。また、後方のどこからでも見やすいように巨大LEDビジョンも用意しています」と理解を求め、「前方入れ替えエリアは、Jフェスにおける快適性と平等性を象徴する施策です。私たちは前方抽選に当選した方も、落選した方も、すべての参加者に楽しんでいただける環境をつくっていきます。その意味を理解していただける参加者の皆さんと一緒に最高のフェスを作っていきたいです」と呼びかけた。

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