田崎史郎氏 岸田首相の米連邦議会での演説に「処分問題がようやく終わり毎日練習…よかったと思う」

[ 2024年4月12日 13:35 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が12日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。岸田文雄首相が11日午前(日本時間12日未明)、米ワシントンの連邦議会上下両院合同会議で演説したことに言及した。

 外国首脳による同会議での演説は特別な機会に催されており、日本の首相としては2015年の安倍晋三氏に続き2例目となった。演説では、日本が米国と肩を組んで国際社会を主導すると訴え、民主、共和両党の議員からスタンディングオベーションで熱い歓迎の拍手を受けた。米政治の分断に苦言も呈し、米議会で停滞するウクライナ支援の必要性を訴えて米国を諭したが、おおむね好感を持って受け止められた。

 冒頭には「日本の国会ではこれほどすてきな拍手を受けることはない」と自虐ネタで笑いを取った。また、米国の党派対立でウクライナ支援が中断していることを念頭に「米国のあるべき役割について、一部の米国民が自己疑念を持っている」と指摘。「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」と語りかけ、日米両国が総力を挙げるべきだと訴えた。

 田崎氏は「日本は“米国とともに”を強調した演説だった」と指摘。岸田首相は演説の練習をしていたと言い、「先週の木曜日に自民党の(裏金事件の)処分問題がようやく終わったんですね。5日以降、昨日まで約1週間、毎日練習していたということなんです」と説明。「しかも外務省の人たちが書いたのではなくて、大統領の演説を書いた人が書いたということで非常に表現がやわらかで説得力がありましたよね。僕はよかったと思いますよ、昨日午前零時過ぎから生で見ていました」とコメントした。

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