2代目「まる子」声優は菊池こころに決定「うれしい…緊張、安堵、不安、複雑な感情」21日放送から登場

[ 2024年4月12日 06:40 ]

ちびまる子ちゃんの公式X(@tweet_maruko)から

 フジテレビの人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・00)で、主人公・まる子の声を声優の菊池こころ(41)が引き継ぐことが「ちびまる子ちゃん」公式Xで発表された。

 3月に亡くなった声優のTARAKOさんの代役として引き継ぐことになり、Xには「4月21日(日)の放送からまる子を務めるのは菊池こころさん。どうか温かい目でお迎えいただき、ぜひ応援をお願いいたします」と投稿された。

 また「ちびまる子ちゃん」の公式ウエブサイトでも、菊池こころについて説明。「複数回にわたるオーディションを経て抜てきされました。菊池さんはこれまで、『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』<テレビ東京系>のうちはサラダ役や、『ワンピース』<毎週(日)朝9時30分~10時>のトコ役など、多くのキャラクターを務め上げており実績は十分」と紹介した。

 2018年8月12日に放送された「まる子、幽霊を助ける」の巻では“お花ちゃん”という役で『ちびまる子ちゃん』にも出演したこともあり「番組との縁も感じられます」として、「前任・TARAKOさんが育んできた“まる子像”を引き継ぎながら、これからも視聴者のみなさんにまる子の楽しい日常をお届けしていく彼女を是非“ちびまる子ちゃんファミリー”として愛していただきたく思います」とした。

 公式ウエブでは、2代目「まる子」に抜てきされた菊池の決定した際の胸中として「マネージャーから電話で“決まったよ”と言われ、“え”と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。うれしい......緊張、安堵(あんど)、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました」とのコメントを紹介。

 さらに菊池は「放送開始から毎週観ている大好きな『ちびまる子ちゃん』。今から6年前に一度だけ“まる子”の現場に呼んでいただいた事がありました。キャスト・スタッフの皆さんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつに伺ったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってつっこみを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。その日から『ちびまる子ちゃん』がもっともっと大好きになりました」と、心に残る思い出を明かした。

 そのうえで「TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします」とファンにお願いした。

 1990年1月に放送を開始したアニメ「ちびまる子ちゃん」。TARAKOさんは、放送開始当初からまる子の声を務めていた。起用のきっかけは、原作者・さくらももこさんに声がそっくりだったというエピソードで知られている。

 しかし、3月4日未明に、TARAKOさんが63歳で急逝し、34年以上にわたり親しまれてきたTARAKOさんによるまる子は、同24日の放送で聞き納めとなり、その後、後任を探していた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年4月12日のニュース