水原一平容疑者のギャンブルは計約1万9000回 218億円勝つも、負けた金額は…衝撃事実が次々と判明

[ 2024年4月12日 08:57 ]

水原一平氏
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)の元専属通訳で違法賭博問題と多額の窃盗によって球団から解雇された水原一平氏(39)について、米司法省は11日、銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5千万円)以上を不正に送金したという衝撃の事実が明らかになった。

 司法省によると、水原容疑者は2021年9月に違法スポーツ賭博を始め、数カ月後に多額の損失を抱え始めた。送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。

 また、スポーツ専門局「ESPN」は訴状の内容として、水原容疑者が2021年12月から今年1月まで、1日あたり平均25回、1回当たり10ドル(約1500円)から16万ドル(約2400万円)の範囲で賭けをしており、合計約1万9000回の賭けを行ったという。

 当局が入手した資料として、水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)で、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

 今回の違法賭博疑惑の報道が出た3月下旬当初は「ギャンブルで借金をつくり、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金された」と報じられていたが、ギャンブルによる負債は想像以上に巨額だった。

 また、これまでの米メディアの報道で水原容疑者はギャンブルで「一度も勝ったことがない。負債をカバーするためにより大きな金額を賭けて、負け続けた」などと語っていたが、今回の米司法省の発表で、負けた金額は約280億円ながら、約218億円は勝っていた事実も判明。最初だけ勝たせて甘い汁を吸わせ、沼にはまらせるギャンブルの常套手段が使われていた可能性もある。

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