石橋静河 「代理母」を描く作品に葛藤も 稲垣吾郎&内田有紀との共演が「凄く勇気が出た」 

[ 2024年4月12日 14:38 ]

NHK「ドラマ10『燕は戻ってこない』試写会・出演者会見」に出席した石橋静河(撮影・小渕 日向子)
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 女優の石橋静河(29)、俳優の稲垣吾郎(50)、女優の内田有紀(48)が12日、都内で行われたNHK「ドラマ10『燕は戻ってこない』試写会・出演者会見」に出席した。

 お金も夢もない派遣社員として暮らすリキ(石橋静河)は、職場の同僚から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われ、面談を受けてみると「代理出産」を持ちかけられる。その時、元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた。

 それぞれの欲望が「代理出産」を通じて交差する、社会的関心が高まる生殖医療の光と影をノンストップ・エンターテイメントで描く。

 第1話を報道陣に公開し、主役を務める石橋は「デリケートで複雑な作品なんですけども、素晴らしい脚本・作品。これ以上にない作品に臨めることに非常にうれしく思っています」と思いを語った。

 石橋と年齢が同じ役柄について「ごくごく普通の女の子。そこが凄く需要。特別な代理出産にこだわるのではなく、街ですれ違う人みたいな。日々をギリギリ生活するなかで 一生懸命生きている人」と役柄について言及。

 題材の「生殖医療」については「字面しか見たことがなかった。内容はほとんど分からない状態でこの作品と出会って。倫理的なことだったり、それぞれの立場から見えるモノが凄く違う。この作品を通じて学んでいている」と視聴者と一緒に理解を深めていきたいと表情を引き締めた。

 稲垣と内田との共演を「この作品をやるっていうことに凄く勇気が必要だったんですけど、(稲垣と内田が)参加されると分かって凄く勇気が出たというか、役としては孤独なんですけど、楽しい先輩方と一緒にこの作品に挑めるということがうれしかった」と笑顔。

 会場で「稲垣くん、五郎ちゃん」「有紀ちゃん」と呼び合う仲がいい先輩の掛け合いに「こんなにも仲良しになっているとは…。ほっこりしちゃいました。現場は凄くシリアスだったんですけど、なんか凄く仲良くていいな」とうらやんだ。

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