八代英輝氏 伊東純也“双方告訴”で見解「性被害の告訴状が出たタイミングとほぼ同じ…なかなかない」

[ 2024年2月2日 13:20 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(59)が2日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。日本サッカー協会(JFA)が1日(日本時間2日)、カタールで開催中のアジア杯に参戦中の日本代表から同日付で離脱すると発表していたMF伊東純也について、離脱の最終判断を先送りしたことに言及した。

 同協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターが1日夜(日本時間2日未明)、報道陣の取材に応じ、性加害疑惑報道のあった伊東の今後の処遇などについて説明。山本氏によると、伊東の離脱決定後に、選手たちから優勝を目指す中で一緒に戦いたいという声が挙がったという。その後、森保監督やスタッフ、選手たちと話し合いを持ち、田嶋幸三会長に相談し「残す方向で改めて調整するということになった」と話した。また、離脱発表から急転した背景を「選手たちの純也と一緒に戦いたいという強い声はあった。それも大きな要因の一つ」とした。

 一方で、離脱を撤回したのではなく最終判断を先送りしたとの認識を示したうえで、田嶋会長や協会幹部、専門家を含めた協議を日本時間2日午前に行い、再検討すると説明。再び離脱の決定を下す可能性については「それもゼロではない」と話すにとどめた。

 伊東には1月31日にデイリー新潮で昨年6月に大阪市内で同意を得ないまま性行為に及んだ疑いが報じられるとともに、大阪府警が女性2人からの刑事告訴を受理したことも判明。伊東は同日のバーレーン戦でベンチ入りしたもののプレーせず、試合後は「サッカー以外のことは駄目だと言われたので」とだけ話していた。

 また、伊東の代理人弁護士は1日、性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出し、受理された。弁護士は取材に「全くの事実無根だ」と主張。告訴状では、伊東はホテルで2人と過ごしたが、2人の話は不自然に変遷しており、物的証拠は一切存在しないとしている。府警は双方から話を聴き、慎重に調べるとみられる。

 八代氏は「タイミングで言いますと、最終処分が性加害について出た後に、結果的に虚偽告訴という形で踏み切るということは、私も今まで経験上ありますけれども、性被害の告訴状が出たタイミングとほぼ同じタイミングで、これはでっち上げという主張をされるケースというは、なかなかないです」と自身の見解を述べた。

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