25年朝ドラ「あんぱん」ヒロインは今田美桜!最多3365人オーディションで選出「日本の朝を元気に」

[ 2024年2月2日 15:00 ]

2025年度前期連続テレビ小説「あんぱん」ヒロイン発表会見でドキンちゃんハートを作ってほほ笑む今田美桜(撮影・大城 有生希)
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 NHKは2日、2025年度前期連続テレビ小説「あんぱん」ヒロイン発表会見を行い、女優の今田美桜(26)がヒロインを務めると発表した。今田は笑顔で「日本の朝を元気にできるように精一杯務めたいと思います」と意気込みを語った。

 朝ドラ通算112作目の同作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと小松暢夫妻をモデルとし、生きる意味を失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった二人の愛と勇気の物語。

 全3365人の応募者の中からオーディションで選ばれた今田は、気弱で自信のない、やなせさんを支えた“ハチキンおのぶ”“韋駄天いだてんおのぶ”こと、小松暢さんをモデルにした土佐弁で男勝りの女性・朝田のぶを演じる。

 ヒロイン決定を知ったのは「NHKで、あんぱんとコーヒーが準備されてまして、ヴギブギが流れているのを見ながら、サプライズで知りました。みなさんにクラッカーを鳴らしていただいて、すごく嬉しかったのを覚えています」とコメント。「言われた時は、最初はピンと来なくって…いろいろ思いが巡ってきて、少し涙もしました」と語った。

 オーディションは新しい形のビデオオーディションだったといい、「アンパンマンマーチの歌詞を、いろんな感情で伝えるというのがありまして、凄く新しい経験をさせらてもらったなと思いました」と今田。好きなキャラクターは「ドキンちゃん」と笑顔で応じた。

 脚本は連続テレビ小説第90作「花子とアン」、フジテレビ「やまとなでしこ」、日本テレビ「ハケンの品格」、テレビ朝日「Doctor-X 外科医・大門未知子」など数多くのヒット作で知られる中園ミホ氏が手掛ける。実在の人物である、小松暢(1918-1993)とやなせたかし(1919-2013)をモデルとするが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成され、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描かれる。

 ヒロインはキャスティング(オファー)起用ではなく、東京制作の朝ドラとしては18年度「半分、青い。」(永野芽郁)以来7年ぶりのオーディションによって選出。上白石萌音と川栄李奈が選ばれた21年度後期「カムカムエヴリバディ」の3061人を上回る、朝ドラ歴代最多3365人の応募の中から見事、今田が“ニューヒロイン”の座を掴み取った。

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