辛坊治郎氏 大地震発生確率「0.1%~3%未満」だった能登 「予測マップ」に潜むリスク指摘

[ 2024年1月10日 19:01 ]

辛坊治郎氏
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 キャスターの辛坊治郎氏(67)が10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に出演。地震予測について言及した。

 能登半島地震で最大震度7を観測した石川県。国の地震調査委員会の「全国地震動予測地図」では、2020年から30年間に震度6弱以上の揺れが起きる確率は県の大部分で「0.1%~3%未満」とされていた。

 このことを踏まえ「私はこの数字をずっと注目してきているんですが、東日本大震災も熊本地震も今回の地震も地震動予測地図で発生確率が低いところばっかりで起きている印象があって」と語り、「あの地図を見ていたら能登半島の皆さんは、俺が生きている限りはここは大丈夫だろうと思っても不思議ではない」と語った。

 ただ、「2020年度版だとほとんど空白地帯なのに、この2、3年は群発地震というか、小さな地震が起こっていた」と予測地図に書かれていない2、3年前から地震が頻発していたことを指摘した。

 さらに「雪国の建物の構造上、雪の重さに耐えられるように柱とか梁とかしっかりしたものでできていて、逆に倒れた時には下に暮らしていた人が大きなダメージを受けたのではないか」と多くの死者を出した要因を推察した。

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