八代亜紀さん 昨年9月膠原病公表で闘病中 50代の女性に多い指定難病の皮膚筋炎

[ 2024年1月10日 05:15 ]

八代亜紀さん
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 八代さんは昨年9月、皮膚炎の症状を伴う膠原病と診断されたことを公表した。膠原病は自分を守る仕組みである「免疫」の一部が暴走し、自分自身の組織や細胞を攻撃する自己免疫疾患の一つ。皮膚炎を伴う膠原病の代表に皮膚筋炎があり、八代さんは「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」で、死因は「急速進行性間質性肺炎」だったことがこの日、明らかにされた。

 皮膚筋炎は指定難病で、発症は50代の女性に多い。発熱や倦怠(けんたい)感に加え、腰、肩、上腕、大腿などの筋肉の筋力低下や痛みなどの症状が出る。こうした筋力低下が進むと、起き上がりにくくなり、喉の筋肉が弱ると食べ物などの誤飲が起こる。また皮膚筋炎の合併症として間質性肺炎を発症しやすく、自己免疫の低下により呼吸困難が急速に進行し、悪化するケースが見られる。

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