八代英輝氏「最終的には自分の支持率を守るために息子を切った」長男の辞任めぐり岸田首相の責任問題に言及

[ 2023年5月30日 17:34 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(58)が30日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。首相公邸での不適切行為で6月1日付で辞職する岸田文雄首相(65)の長男・翔太郎秘書官(32)について言及した。

 翔太郎氏をめぐっては、昨年12月30日、岸田家の親せき10人以上が総理公邸で忘年会を開き、閣僚が記念写真を撮る階段で寝そべるなどした不適切行為が報じられていた。

 八代氏は「以前のヨーロッパの旅行であったり、今回の宴会だったり、不肖の息子みたいになってますけど、ちょっと、息子の問題だけで片付けていいのかなって私も思う」と翔太郎氏だけでなく岸田首相の責任問題もあるのではとした。

 そして「(翔太郎氏は)三井物産に入って、意思があって(秘書官として)入られたと思うんです。この後、岸田総理の選挙区を継ぐ、地盤を継ぐっていうのが本人に強い意志があったのかもしれませんけど、結局、選挙区って継ぐものじゃありませんし、公職ですよね。世襲の問題からしてどうだってのもある」と政治家の世襲制を批判。さらに「自分の選挙区を守りたいためにある意味、息子を秘書官にさせたわけですよね。最終的には自分の支持率を守るために息子を切ったわけですよね」と岸田首相の行動を厳しく言及し「なんか、踊らされてるのは息子かなって。ちょっとかわいそうに見えるところもありますよね」と痛烈な皮肉を口にした。

 八代氏は「要するに良識がない、常識がない、人格形成がまだ未熟だったっていうような批判を受けるようなことをしてしまってるわけじゃないですか。彼(翔太郎氏)は非常に損をしてしまっているし、それを(秘書官として)引き上げた岸田総理の判断自体も問われるべきじゃないかなって思います」と秘書官に選んだ岸田首相にも責任があると改めて意見した。

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