三宅裕司の熱海五郎一座新作舞台 ももクロ玉井詩織と歌って踊る春風亭昇太は「公開処刑だ」

[ 2023年5月30日 17:40 ]

熱海五郎一座の舞台「幕末ドラゴン~クセ強オンナと時をかけない男たち~」の取材会に登壇した、前列左から、渡辺正行、玉井詩織、檀れい、三宅裕司。後列左から、深沢邦之、小倉久寛、ラサール石井、春風亭昇太、東貴博
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 三宅裕司(72)率いる熱海五郎一座の新作舞台「幕末ドラゴン~クセ強オンナと時をかけない男たち~」の初日前取材会が30日、東京・新橋演舞場で開かれた。31日から来月25日まで同所で上演される。

 現代のシルバー劇団が幕末にタイムスリップし、坂本龍馬暗殺計画の現場に出くわしてしまうドタバタ喜劇。三宅や渡辺正行(67)、ラサール石井(67)、小倉久寛(68)、春風亭昇太(63)、東貴博(53)、深沢邦之(56)の一座に加え、女優の檀れい(51)、「ももいろクローバーZ」の玉井詩織(27)がゲスト出演する。

 三宅は「見どころは全編ですね。この一座はメンバーが均等に目立つように、笑いを背負うように書いてる。一人一人が滑らなければ全部見どころになる」とPR。「年寄りの劇団なので役作りの必要もない。稽古中からセリフも覚えてない」と自虐的に語った。

 ゲストの女性2人ついても「詩織ちゃんはツッコミできるしさわやか。檀さんは振る舞いが美しいので、その振る舞いをしながらボケる落差の面白さもあります」と語った。昇太は「普段はこういう仕事はない。だいたいおじいちゃんが横に並んでるので。楽屋にも女性がいるような職場ではないので楽しい」とデレデレ。ただ、玉井と歌って踊るシーンもあり「公開処刑だなと思いました」と言って笑いを誘った。

 檀は龍馬の妻・お龍役。「稽古場も楽しかったですし、舞台稽古も楽しかった」と振り返り、「舞台で笑わないように、今の段階では自身ないですけど…、できたらいいなと。楽しかったと帰っていただけるように務めたい」と意気込んだ。

 玉井は劇団のオーナーの女性役。「1人で舞台に参加するのは初めて。歴史ある場所で舞台に立てるので、すごくうれしくてドキドキしてます」と初々しい表情。「不安があるとすると、(春風亭)昇太さんとのシーンが多いんですけど、本番ではセリフを飛ばしたり、ハプニングが多いというので、特に集中しながら頑張りたい」と笑わせた。

 玉井は今月16、17日にももクロの15周年ライブがあったため、稽古への本格合流が遅れた。それでも三宅は「セリフが全部入ってました。誰も入ってないのに」と笑いながらたたえた。

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