當真あみ 2週連続出演映画公開 夢へ真っすぐ「いつか主演を」

[ 2023年5月30日 05:30 ]

透明感と存在感。2つの魅力が同居した當真あみ(撮影・長久保 豊)
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 女優の當真あみ(16)の初出演映画「水は海に向かって流れる」(監督前田哲)が6月9日、2作目の「忌怪島/きかいじま」(監督清水崇)が同16日と2週連続で公開される。現在はNHK大河ドラマ「どうする家康」に亀姫役で出演中。沖縄生まれの新星が一気にブレークしそうだ。

 「水は海に向かって流れる」は広瀬すず(24)が主演。當真は、思いを寄せる同級生が広瀬を好きなことに気づき嫉妬心を抱く女子高校生役で「そのもどかしさは、私も同じ立場になったら同じ気持ちになる。応援したくなるキャラクター」と分析して演じた。広瀬との共演シーンでは「表情や役のつくり方を近くで見られ勉強になりました。凄い女優さんだと肌で感じました」と最敬礼だ。

 クランクアップ時は「胸がいっぱいで何も言えなかった」。だが、完成した作品を見て「もうちょっとできたのではないかという反省点もいろいろありました。凄く楽しかったと同時に難しいと感じました」と冷静に自身を見つめている。

 高校入学を機に上京し、すぐに「忌怪島」の撮影に臨んだ。2週連続の公開には「こんなことってあるんですね。ビックリです」と素直に驚く。「もっともっと経験を積んで、いつかは主演を任せてもらえる女優さんになりたい」。透明感あふれる瞳が真っすぐ将来を見据えていた。


 ◇當真 あみ(とうま・あみ)2006年(平18)11月2日生まれ、沖縄県出身の16歳。22年、カルピスウォーターの14代目キャラクターに起用され注目される。TBS「妻、小学生になる。」でドラマ初出演。アニメ映画「かがみの孤城」では主人公の声優に抜てきされた。

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