4連覇か最年少7冠か?名人戦第1局 渡辺明名人が43手目を封じて指し掛け

[ 2023年4月5日 18:37 ]

正立会の中村九段(右)に封じ手を手渡す渡辺名人(左)。中央奥は藤井王将(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 将棋の渡辺明名人(38)に藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む6冠=が挑む第81期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第1局(東京都文京区・ホテル椿山荘東京)は5日午後6時30分、先手の渡辺が43手目を封じて指し掛けた。消費時間(各9時間持ち)は渡辺が4時間1分、藤井が4時間6分。

 第2日は6日午前9時から指し継がれる。

 現在名人戦3連覇中の渡辺が防衛すると4連覇となり、永世名人資格(通算5期)獲得に王手となる。藤井奪取の場合は史上最年少7冠と同時に谷川浩司17世名人(60)の持つ史上最年少名人記録(21歳2カ月=1983年)を更新する。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月5日のニュース