原沙知絵 「激痛に襲われまして」アニサキスで苦しんだ過去 現在も魚介類は「ドクターストップが」

[ 2023年4月5日 16:00 ]

原沙知絵
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 女優の原沙知絵(44)が5日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。魚介類に寄生し食中毒を引き起こす寄生虫・アニサキスで苦しんだ経験について語った。

 福岡県出身の原は高校在学中にモデルとなり、卒業後に上京しCMやドラマで活躍。34歳の時には3歳年下の一般人と結婚、2016年から2年間はサラリーマンの夫の海外赴任でオーストリアのザルツブルクでの生活も体験した。

 司会の黒柳徹子が「あなたは魚介類がお好きなんですって」と紹介すると、原は「はい。日本にいる時は動物性のたんぱく質はほとんどお魚」とし、オーストリアでは「山で湖に囲まれた国で。海のお魚というと、ほかの北欧とか、マルタの方とかから来るんですけれども、とても貴重で、お値段も高いし、なかなか食べることができなくて。日本に帰ってきた時に、お寿司とか、お刺身とかたくさん食べて」と回顧した。

 黒柳が「お魚食べて、食べ過ぎたら、大変なことになったんですって」と話を振ると、原は「そうなんですよ。日本に帰国してる時にもうお寿司食べて、刺身食べっていうのを繰り返していて、そしたら激痛に襲われまして」と告白。寿司を食べた後だったため、アニサキスによる食中毒を疑い、休日だったが救急で病院に行ったものの、「そしたら“違う”って言われて。絶対、のたうち回るくらい痛かったんで、“胃カメラ撮ってください”って言ったら、救急で撮ってもらえなかったんですね」と回顧した。

 翌日も痛みが治まらず、別の病院へ行ったが人間ドックで診てもらうことはできず。3日目には「寝ても起きても痛いんですけど」と別の病院へ行き、胃カメラの検査を受けると、「“いません”って言われて」。それでも「そんなバカな話ないと思って。で先生に言ったら移動していくらしいんですよねアニサキスって。どんどんおなかの中で。“いたのかもしれないけど、出たのかもしれませんね”って判断になって。でもまだ痛いんですよ」と語った。

 「で、どうしたらいいか分からなくなって、2件目に行った病院で、一応アレルギー検査と炎症反応の検査をしてたので、その検査結果を週末に聞きに行ったら、“やっぱりアニサキスでした”って言われて」と原。「でもうお魚は食べれるんですか?って聞いたら、すぐ取り出せて、いわゆる『アニサキス症状』っていう方は、冷凍したお魚とかちょっと火を入れたりしながらすれば食べれるんですけど、アレルギー反応になってしまうと、アナフィラキシーとかになって命に関わることが起こる可能性、死につながってしまうぐらいアレルギー反応が強い方もいるらしくて、って言われてドクターストップがかかりまして」と説明した。

 「えーっ、どうしようと思って。日本はうまみの国なので、なんにでもうまみで(魚介類が入った)だしが入ってるんですよね。加工食品でも。ソースでも何でも入ってて。今はドクターストップと言われてしまったので、怖くてトライもできなくて。残念なんです」と肩を落とした。「それが本当に、一生食べれないものなのか。ちょっと分からなくてですね。なので魚に詳しい方がいたら…」と話すと、黒柳は「さかなクン」と語り、原は「さかなクンにもしどこかで会えたら、アニサキスのことについて質問したいなと思ってるんです」と語った。

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2023年4月5日のニュース