月亭八方、55周年公演でラスト?名物「楽屋ばなし」 今田耕司も登場で「テレビで言える話きっとしない」

[ 2023年4月5日 12:51 ]

「芸能生活55周年記念『八方の楽屋話』」の発表会見に登場した(左から)月亭八光、月亭八方、なるみ
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 落語家・月亭八方(75)は5日、芸能生活55周年記念「八方の楽屋ばなし」ツアー開催の会見に臨み、「昭和のよき時代の芸人が気持ち豊かやった頃の話を聞きに来てください。60周年?年齢的にもこれが最後と思う。これをもって(楽屋ばなしを)引退」とPRした。

 長男で弟子の月亭八光(45)、10年まで8年間、ABCラジオ「なるみ・八方のごきげんさん!」で共演したなるみ(50)との会見。大好きな阪神は開幕4連勝と好スタートを切ったこともあり、ご機嫌な八方は「いえいえ、ヒヤヒヤで。9月に上の方にいてくれたら。WBCで(DeNAの)今永君がおらんかったのが大きい」とシーズン開幕戦を分析。「まあ、勝ってるの分かってて再放送観てますから」と笑いを誘った。

 高校卒業後、68年12月に月亭可朝さん(当時二代目桂小米朝、18年3月に80歳で死去)に入門。72年から桂文珍(74)、桂きん枝(72=現桂小文枝)、四代目林家小染さん(84年に36歳で死去)らと若手落語家グループ「ザ・パンダ」として毎日放送テレビ「ヤングおー!おー!」に出演し、人気者となった。

 若くして人気が出たが当時から師匠、先輩に可愛がられ、古くから裏話を聞かされてきた。「個人として芸人の楽屋、私生活が大好き」というだけあって、持ちネタは満載。そんな古き良き時代のエピソードをなるみ、八光とともにゲストを迎えてトークする。

 ゲストには毎回、「ザ・ぼんち」ぼんちおさむ(70)、里見まさと(70)、間寛平(73)、村上ショージ(67)、西川のりお(71)、上方よしお(70)、桂小文枝(72)、桂南光(71)、西川きよし(76)、今田耕司(57)という豪華な顔ぶれが集結。年末恒例のABCテレビ「八方・今田の楽屋ニュース」の生バージョンとなり「おそろしいメンバー。テレビで言えない話ばかりになるでしょう」となるみ。八方も「テレビで言える話を、彼らはきっとしないでしょう」と揃って“爆弾話”のオンパレードとなることを明かした。

 大阪の朝日生命ホール(6月24日)を皮切りに、和歌山(7月1日)、奈良(8月13日)、兵庫(9月3日)、滋賀(10月28日)、京都の祇園花月(12月9日)まで2府4県を巡る。

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2023年4月5日のニュース