吉永小百合 闘病中・坂本龍一の思いも背負って朗読会参加 東日本大震災から12年

[ 2023年3月2日 05:00 ]

東北ユースオーケストラ公演に今年も朗読を披露する吉永小百合
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 東日本大震災から11日で12年、女優の吉永小百合(77)が今年も「東北ユースオーケストラ」の公演で朗読を披露する。

 震災からの復興支援を目的に音楽家の坂本龍一(71)が総監督を務めて2013年から活動を展開する演奏会。趣旨に賛同した吉永も原発事故で避難を余儀なくされた子供たちの詩を取り上げるなどサポートを続けている。

 オケは被災3県(岩手、宮城、福島)の小中高&大学生のメンバーで構成され、21日は盛岡市民文化ホール、23日はけんしん郡山文化センター、24日は名取市文化会館、そして26日に東京オペラシティコンサートホールで公演。坂本作曲の「いま時間が傾いて」とマーラーの交響曲第5番を演奏する。

 がん闘病中の坂本は欠席の予定だが、吉永は坂本の思いも背負っての参加。盛岡は女優のん(29)が出演し、他の3公演に吉永が登場する。

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