熱狂再び?「どうする家康」松本潤 5・5「浜松まつり」参加決定!初開催の騎馬武者行列に家康役で登場

[ 2023年3月2日 15:10 ]

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」のメーンビジュアル (C)NHK
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 浜松市は2日、ゴールデンウイーク恒例の今年の「浜松まつり」(5月3~5日)に、NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)の主演を務める人気アイドルグループ「嵐」の松本潤(39)が参加すると発表した。5月5日に市内中心部で「騎馬武者行列」を実施し、松本は徳川家康役に扮して練り歩く。物語の舞台の一つになっている同市の観光・シティプロモーション課によると、騎馬武者行列の開催は今回が史上初。初回放送日の今年1月8日に家康ゆかりの3都市(静岡市・浜松市・岡崎市)をトークショーなどで巡ったイベント「東海プレミアリレー」に続き、大きな話題を呼びそうだ。

 騎馬武者行列は5日午後2時から2時間の予定で、松本のほかにもドラマ出演者が参加。観光・シティプロモーション課によると、徳川家康が40年ぶりに大河の単独主人公になったことから、初めて騎馬武者行列を企画した。

 鈴木康友市長は「地域一体となって盛り上げてまいります」とコメント。観覧の応募方法などは3月下旬頃の発表を予定している。

 「浜松まつり」は神社仏閣の祭礼とは関係ない“市民のまつり”。初子の誕生を祝う「凧揚げ合戦」などで知られる。一説によると、永禄年間(1558~1569年)に当時の浜松を治める引間城主・飯尾連龍(お田鶴の夫)の長男誕生を祝い、城中高く凧を揚げたことが起源ともされる。

 ドラマ・映画と地域の祭りとしては、昨年の「三嶋大祭り」「ぎふ信長まつり」が大きな反響を呼んだ。

 昨年8月16日には静岡県三島市の「三嶋大祭り」恒例「頼朝公旗挙げ行列」に、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝役を演じた俳優の大泉洋らキャスト4人が参加。沿道に約10万人が集まる大盛況となった。

 昨年11月6日には岐阜市の「ぎふ信長まつり」騎馬武者行列に、映画「レジェンド&バタフライ」(公開中)で織田信長役を演じた俳優の木村拓哉と福富貞家役を演じた同市出身・伊藤英明が登場。市によると、祭り初日(11月5日)に16万人、木村が登場した2日目は46万人と、計約62万人が来場。同市の人口約40万人を大幅に超えた。関西大の宮本勝浩名誉教授(理論経済学)は経済効果が約150億2400万円に上る試算した。

 今年1月8日に行われた岡崎市のパブリックビューイング&トークショー(岡崎市民会館・あおいホール)は定員900人に対し、申込件数9万3483件、申込者数17万6593人。倍率196倍は「ぎふ信長まつり」騎馬武者への観覧申込約64倍(定員1万5000人、応募96万人超)を上回った。

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2023年3月2日のニュース