つけ麺店手掛けるシャンプーてつじが「ラーメン2000円論争」に持論　Win-Winの“秘策”を伝授

シャンプーハット・てつじ
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　お笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじ（47）が11日、水曜レギュラーを務めるMBSテレビ「よんチャンTV」に出演。“ラーメン価格論争”に持論を展開した。

　この日の同番組では、サッカー元日本代表の本田圭佑のツイッター投稿から発展した“ラーメン2000円論争”について取り上げた。9日に本田が「ラーメン屋。あの美味さで730円は安すぎる。もうちょっと値上げするべき。ってか色んな業界がもう少し値上げするべき。高すぎるか安すぎるかの両極になり過ぎ。次ラーメン食うときは2000円支払います。必ず」とつづった。

　これに、ネットでは「1000円以上は払いたくない」「給料倍になれば」「影響力あるから言わないで」などと反対意見の一方で、元参院議員の金子洋一氏は「ちょっと高いけどいいじゃないですか。そうしなければお店のお給料も伸びません」と賛成した。

　番組にゲスト出演した女優・渡辺えりは「気持ちは分かるけど、本田さんとは年収が違う。1日の食費を1000円で抑えている人もいるのに、2000円は無理だと思う。いかに安くておいしい物が食べられるかが楽しい。2000円だと、ウニやキャビアが乗ってても注文しない」と話した。

　大阪市内でつけ麺店「帰ってきた宮田麺児」を手掛けるてつじは、意見を求められ「ラーメンって、職人さんが1000円以下でどれだけおいしいものを出すかという（努力をしている）、しかもお値段からラーメンを選んで頂くというのもあるんで」と、経営努力を代弁した。「そういうのを分かっていただけたら、もしラーメン屋に行ったら、ラーメン出る前にビール1杯頼むとか、サイドメニューを頼んで1000円以上にしてもらえたら」と提案。新たな視点に、共演者からは「ああ！」と納得の声が上がった。

　さらに「しかも15分ぐらいで出て行ってほしいです」と続けると、「それはそっちの都合やないですか！」とMCの同局・河田直也アナにツッコまれた。ただ、渡辺からは「ラーメン屋さんとお寿司屋さんは長居しちゃだめ。回転を早く」とのフォローが入り、てつじは「そうなんですよ！その気持ちをつなげれば、700円のラーメンが食べられます」と、店舗側と顧客が“Win－Win”の関係を保てる“秘策”を伝授していた。