加藤浩次 中国が日本でのビザ発給停止に「こういうことが国際社会でまかり通るのか」

[ 2023年1月11日 12:45 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ、極楽とんぼの加藤浩次(53)が11日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。中国当局が日本でビザの発給手続きを停止したことについて私見を語った。

 中国政府は8日、これまでのゼロコロナ政策を転換し、渡航者へのPCR検査義務などを大きく緩和した。一方で日本政府は、中国からの感染流入を防ぐため、入国の際にPCR検査や72時間以内の陰性証明の提出を求めるなど、水際対策を強化。これに中国政府は強く反発し、10、11両日は日本から中国へ渡る際のビザの申請作業を行わないと旅行代理店などに通達した。中国は韓国へも同様の対応をしている。

 日本の水際対策を「差別的な入国制限」とする中国側による報復とみられる措置。加藤は「中国が“ゼロコロナ政策は失敗だ”って言えないところ」がこの問題の根源だとし「絶対それを認められない。“ゼロコロナ政策は成功したんだ、我々はこれからみんな外に出ていくんだ。なのに何で入国厳しくしているんだよ”っていう論法ですよね。これはゼロコロナ政策は失敗っていうことを認めない限り(解決しない)」と自身の見解を述べた。

 続けて「こういうことが国際社会でまかり通るのかって。中国の責任っていうのもどんどん大きくなっているんだけど、いまだにこれをやってるっていうのは、トップがやったことの間違いを認められないっていう状況なんだろうな。それは不健全だと思うんですけど」と疑問視していた。

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2023年1月11日のニュース