成田悠輔氏 Gグローブ賞ノミネートのアニメ・犬王に「これをきっかけにもっと日本のアニメ映画が世界に」

[ 2023年1月11日 08:58 ]

フジテレビ社屋
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 米イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。米アカデミー賞の前哨戦と位置付けられる映画賞「第80回ゴールデン・グローブ賞」(ハリウッド外国人記者協会主催)の発表・授賞式が10日(日本時間11日)、西部カリフォルニア州ビバリーヒルズで開かれ、アニメ映画賞にノミネートの「犬王」(監督湯浅政明)が受賞するかどうか注目されていることについてコメントした。

 「犬王」は実在の能楽師をモデルにした古川日出男氏の小説「平家物語 犬王の巻」が原作。室町時代を舞台に、猿楽の一座に生まれた犬王が盲目の琵琶法師、友魚と心を通わせ、型破りなパフォーマンスで人々を魅了していく物語。脚本はドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」などを手掛けた野木亜紀子さん、音楽は朝ドラ「あまちゃん」などの大友良英さんが担当している。ゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞への日本映画のノミネートは「未来のミライ」(監督細田守)以来4年ぶり2回目。

 MCの谷原章介に「海外、米国でも日本のアニメって評価高まってきてはいるんですかね?」と聞かれた成田氏は「なんか漫画とかドラマアニメみたいなものだと、ドラゴンボールとかキャプテン翼とか世界中の人が知ってるもの、たくさんあるじゃないですか。それと比べるとアニメ映画ってちょっとやや地味目な部分があると思うんですね」と言い、「なのでこういうのをきっかけに、もっと日本のアニメ映画が世界に広がっていくといいなと思います」と話した。

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2023年1月11日のニュース