さんま 仲本工事さん追悼 最後の会話を明かす「それは何だったのか… 非常に残念で」

[ 2022年10月23日 00:14 ]

明石家さんま
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 お笑いタレントの明石家さんま(67)が22日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演し、19日に急性硬膜下血腫のため死去した「ザ・ドリフターズ」の仲本工事(なかもと・こうじ、本名仲本興喜=なかもと・こうき)さん(享年81)を偲んだ。

 さんまはかつて、「オレたちひょうきん族」に出演していた時代を振り返り、「ひょうきん族は、ドリフの胸を借りようと。ドリフは大横綱でしたから」と語り「ドリフの胸を借りるために…勝ちたくなかった。視聴率で抜いた時に残念がったくらいなんです。ああ、抜いてしまったっていう…横綱でいて欲しかった」と語り、「そのドリフのメンバーの仲本工事さんが、ああいう事故で亡くなられて…。もうあと、メンバーは加藤さんと高木ブーさんしか残っていない」と悲しんだ。

 仲本さんは、「ザ・ドリフターズ」の加藤茶、高木ブーとともに6月17日に放送されたフジテレビ「さんまのまんま初夏SP」に出演。その時に「うちの家内が、さんまちゃんの健康をものすごく気遣っている、と言われて。それで何かを事務所に送りたいんで、吉本興業の事務所で届きますかね」と、仲本さんの27歳年下の妻で演歌歌手純歌からの言葉を伝えられたと明かした。さんまは「届きますけど、気をつかわないで下さいねって。それすごい高いもので、体にいい物らしいんです。それをいただけると思っていたら、こういうことになったんです。だから、それは何だったのか…奥さんが僕の体を案じていただいているとう話が最後になってしまったんですけど。非常に残念で」と続けた。

 さらに、いかりや長介さんが04年に原発不明頚部リンパ節癌のため死去、志村けんさんが20年に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去、そして仲本さんが交通事故に遭い死去したことに触れ「やっぱりお笑いの歴史を築いてきた人が、こういう感じで亡くなっていかれるんだな、と改めて思いましたよ」と偲んだ。

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2022年10月22日のニュース