郷ひろみ 「ア・チ・チ」の歌詞“増量”は自身のリクエスト「連発していきましょうって」

[ 2022年10月22日 16:46 ]

歌手の郷ひろみ
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 歌手の郷ひろみ(66)が21日、ニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」(後10・00)にゲスト出演し、代表曲「GOLDFINGER’99」の裏話を披露した。

 郷の好きな曲について、パーソナリティーの歌手・松任谷由実は「リッキー・マーティンのカバーの…」と同曲を挙げ、「元曲より好き」と答えた。すると郷は「“ア・チ・チ…”という歌なんですけど、タイトルを“ア・チ・チ”と勘違いしている方も多いと思いますけど、実際には『GOLDFINGER’99』。1999年にできた歌なんですよ」と説明した。

 「GOLDFINGER’99」は、「ア・チ・チ・ア・チ…」というサビの歌詞と、郷の特徴的な振り付けで大きな話題に。99年、18年のNHK紅白歌合戦でも歌った。もともとは「Livin’ la Vida Loca」の曲名で、マーティンが米国で発売。郷はレコード会社を通じて、カバーを打診されたという。「“こういう曲がありますけど、この曲を歌いたい方がいらっしゃるので”と。第1選択権は僕なんですけど、僕が興味ないと言えば、(カバー権が)次の人に移っていきますということだった」。曲を聴いた郷は「これはいい歌だなと思った」と、すっかりお気に入りになり、自身が歌うことが決まった。

 作詞家の康珍化氏が日本カバー用の歌詞を付けてくれたという。「僕が歌うっていうふうになって、康珍化さんが詞を乗せてきてくれた。もうちょっと英語が多かったんですよ。だから康さんに“ここはア・チ・チで押しましょう”と。“これはア・チ・チが最高だから、連発していきましょう”って言って、少し多めになったんです。それででき上がったのが“ア・チ・チ”の『GOLDFINGER’99』なんですよ」。郷のリクエストで、「ア・チ・チ」が増量されたことを明かした。

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2022年10月22日のニュース