橋下徹氏 維新&立憲の過去の犬猿?関係を説明「僕と松井一郎さんが原因」 現在は共闘中

[ 2022年10月22日 23:07 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が22日、ABEMA「NewsBar橋下」(土曜後9・00)に生出演し、政権交代を目指す野党共闘の動きについてコメントした。

 今国会では、日本維新の会と立憲民主党が共闘を掲げ、既に3法案を共同で国会に提出。悪質献金被害救済法案は自民、公明、立憲、維新が議論を始めており、今国会での成立を目指すことで合意している。

 橋下氏は政治家時代、維新で立憲との対立姿勢を見せていたが、「立憲と維新が犬猿だったのは、僕と松井一郎さんが原因ですから」と説明した。しかし、時は流れて「僕が引退し、松井さんも代表を退けば、もともと国会にいる今の馬場(伸幸)新代表とか、遠藤(たかし)国対委員長とかは、立憲と犬猿の仲じゃない」と、関係性の変化を強調。「馬場代表と遠藤さんを含めて、“昔から国会内である程度、連携していかないと、自民党に対抗できないね”というのは国会議員の意識ではあった」とした。

 野党共闘が政権交代につながるかどうかは、今後の選挙結果いかんになる。橋下氏は「選挙協力じゃなくて、野党間予備選で候補者一本化すればいい。維新がこういう形で国会で活動するというのは、強い野党の一つの姿かなと思う」と見解を示した。

 ゲスト出演した立憲の小川淳也前政調会長は、馬場代表が立憲との共闘で打倒自民を宣言した場面に言及。「立憲も大きな拍手をした。国会内150人ぐらいのボリュームなんです。何を感じたかというと、自民党がものすごいプレッシャーを感じている」と好感触を口にしていた。

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2022年10月22日のニュース