ヒッチコック監督の一人娘が死去 元女優のパット・ヒッチコックさん 93歳

[ 2021年8月12日 14:41 ]

92歳で死去した元女優のパット・ヒッチコックさん(AP)
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 スリラー映画の巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督(1980年に80歳で死去)の一人娘で、同監督が1951年に製作した「見知らぬ乗客」に出演している元女優のパット・ヒッチコックさん(本名・パトリシア・オコネル)が9日、カリフォルニア州サウザンドオークスの自宅で老衰のために死去。AP通信によれば娘のテリー・カルーバさんが11日に明らかにしたもので、93歳だった。

 パットさんは1928年にロンドンで生まれ、1939年に両親とともにロサンゼルスに移住。演劇学校を出て女優となり父の作品にも出演した。ヒッチコック監督の妻でパットさんの母親でもあるアルマ・レビルさん(1982年に82歳で死去)は、ヒッチコック作品のマネジメントを長年にわたって務めたアドバイザー兼編集者。パットさんは母の仕事をその後受けついでいた。

 1952年にジョセフ・マコネル氏と結婚(1994年に死別)。同氏との間に3人の娘をもうけている。

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