東国原英夫 準ロックダウン+繰越予算での補償を提案「35兆円で全面補償した方がいい」

[ 2021年8月12日 16:51 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(63)が12日、「TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための策を提案した。

 全国の新型コロナウイルスの新たな感染者は、11日で9日連続の1万人超えを記録した。12日も福島県で過去最多を倍以上も更新する230人の新規陽性者が確認されたほか、兵庫県で728人、新潟県で104人と続々と過去最多を記録しており、デルタ株の猛威もあって全国への広がりが懸念されている。全国知事会では全国一斉の緊急事態宣言の発令を政府に要請した。実現には至っていないが、東国原も「知事会が要望した、全国に緊急事態宣言を出すということ(に賛成)ですね」と賛同した。

 緊急事態宣言の内容にも自身の考えを示した。「今の緊急事態宣言の制限ではなく、去年の最初の4月7、8日に出たあの緊急事態宣言の制限をかける、“準ロックダウン体制”をかけるべきだと思っています」と話し、現在のものより厳しい行動制限を課すべきだとした。

 一方で、その場合は昨年、繰り越された予算を財源に国民や事業者に補償すべきと指摘した。「その場合に補償をしなければいけない。個人にも企業にも事業所にも。去年の予算の繰り越し、使い切れていない予算が30兆円あるんですよ。2021年も予備費5兆5000億円あるわけですから、35兆円であと2カ月、全面補償した方がいい」。2カ月の根拠については「ワクチンの2回接種が一応60、70%まで行くんじゃないか」と、自身の推測から導いた数字と説明。「そこまで最後の補償をして、最後のお願いをして、準ロックダウンするべきなんじゃないかなと思います」と話した。

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2021年8月12日のニュース