志らく 東京五輪コメンテーターとしてのスタンス「ブレることなく…能天気に拍手はできない」

[ 2021年6月21日 18:15 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(57)が21日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月曜~木曜後3・30)に、月曜日の助っ人パーソナリティーとして生出演。東京五輪・パラリンピックに関して、コメンテーターとしてのスタンスを明かした。

 7日の同番組で、東京五輪・パラリンピックのメディアの報道姿勢に「難しい選択を迫られているが切り替えて応援するのか?最後まで(中止延期を)追及するのか?」と私見を述べ、「選手には何の罪もないし、選手は一生懸命やっているんだから、むしろ応援しなくちゃいけない。今、コメンテーターたちは気持ちが揺れているところ」と、コメンテーターを務める1人としての思いを明かした志らく。

 この日、「そろそろスタンスを決めなくちゃいけない」としたうえで、「私はブレることなく。選手個人としては凄く応援もしているし、素晴らしい競技を見たらば素直におめでとうと言いたいのはあるけれども…でもやっぱり中止反対をずっと言ってきたから、私はブレずに期間中もずっとその目で見ていきますね」と打ち明けた。

 「だから素直にオリンピックを楽しめない自分がいる。前回のオリンピックのように能天気に見ている自分はいないな、一生懸命、オリンピックを見ていられないなって、これはしょうがないですよね」と言及し、「これから情報番組に出たときに『志らくのやつはテンション低いな』って言われるかもしれないけども。一応コメントはするけども、そこで能天気に拍手はできないなっていう自分がいますね」と心情を吐露した。

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2021年6月21日のニュース