天童よしみ 「珍島物語」1度は歌唱を断っていた 「私ではないかな」も直感外れミリオンヒット

[ 2021年6月21日 13:20 ]

歌手の天童よしみ
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 歌手の天童よしみ(66)が21日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に生出演。大ヒット曲「珍島物語」との出合いについて語った。

 96年に発売され、自身初のミリオンセラーとなった「珍島物語」。天童は最初に曲を聞く時に、「これはいけるというような直感みたいなのがちょっとあるんですけど、『珍島物語』は大外れしたんですよ」と驚きの事実を明かした。

 天童は演歌ではない曲調に「私ではないかなっていう風に思った」とし、「最初1度お断りしてちょっと別の本当の演歌を歌いたいと思ったんです」と振り返った。パーソナリティーの上沼恵美子(66)が、「そやけど(歌詞で)海が割れるわけですよ。海を割らすのは天童さんしかないなと思うんやけど。あれ細い声で歌われてもね。私がプロデューサーだったら押しますよね」と話すと天童は笑いながら、「そうですね。パワーあふれるイメージって言うのは天童よしみなんで、珍島物語っていうのが来たんでしょうね」と話した。

 それでも歌唱してみると大ヒット。「結局チャレンジかなと思いました自分で。演歌も十分歌ってきてるから、いろんなジャンルに挑戦していくということが大事なのかなって。新しいファンの人が聴いて、いいなと言う風に思ってもらえるし」と天童。「もちろん衣装にしてもイメージチェンジまではいかないんですけど、ちょっとずつ変えながらキャラクター的にみんなに愛されるように持っていくという風に変えました」と新境地を切り開いた1曲となったと話した。 

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2021年6月21日のニュース