竹内涼真 芸能界入り前は挫折のサッカー人生「目の前のきついことからどうにか逃げようとした」

[ 2021年5月5日 14:57 ]

俳優の竹内涼真
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 俳優・竹内涼真(28)が、5日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に初出演し、俳優を志したきっかけを語った。

 5歳から20歳までサッカー一筋。高校時代には東京ヴェルディのユースチームに所属していた。2年連続で日本一にもなったが、竹内はともに出場機会なし。「日本一のチームにいたんですけど、全然ダメダメで。今考えると精神的に弱かったりとか、目の前のきついことからどうにか逃げようとしたり、そういう3年間が続いてたと、今思い返すと思うんですよね」と苦々しく振り返った。

 同期や後輩たちはプロに入って活躍。中には日本代表選手もいる。「そういう選手たちを見てきた分、自分の挫折とかもあったりして。ちょうど20歳くらいの時ですかね?周りがプロサッカー選手でお金を稼ぎ始めているので、自分的には焦ったんですよ。一緒にご飯に行ったら、同期におごってもらうし…」。夢を叶えた仲間たちの姿を見て「自分はその時大学生で、何も収入もないし、何も自分でできない状況に焦った」と自己嫌悪の日々を明かした。

 そんな中、「20歳の時に、何かサッカー以外に自分が向いているものはないかと、漠然と1年間くらい考えた時期があった」という。ある日、映画館で映画を見終わった後に「自分はもしかしたら自分はスクリーンの向こう側で見せるものに向いてるかも」とひらめき、雑誌のモデルオーディションを受けた。「そこでグランプリを取ったら事務所からスカウトされるんじゃないかと応募して」。オーディションには見事合格し、賞金100万円を獲得。目録のパネルを家に持ち帰り、父に「僕はサッカーを辞めます」と芸能界入りを伝えたという。

 アスリート出身らしく、今もトレーニングで美ボディーに磨きを掛けている。番組では、竹内が上半身をはだけた写真集の掲載ショットが紹介された。竹内が「細い男よりがっしりしている男の方が良くないですか?」と問いかけると、司会の黒柳徹子(87)は「ずっといいですよ。私、大好きよ。私、筋肉好きだもの」とほれぼれしていた。

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2021年5月5日のニュース